忍者ブログ
写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

レンズ、ボディが高価なものを使っていながら、三脚が安定性が今ひとつの安物。腕が知れる、という記述を見たことがあります。

 僕もカメラ歴(物欲歴?)が長くなってきて、それなりの機材になりましたが、三脚はずーっと最初に3,000円で買った、VelbonのKVA-45という三脚を使用していました。
 
 この三脚、ステー付きで、ローアングルができないという旧式のものですが、それ以外にこれといった欠点も気にならず、使っていました。
 しかし、最近、子どもとともに旅行に行くようになると、この三脚が重く感じられ、軽量でローアルングルが可能、クイックシュー付きで、出来ればカーボンの脚がほしくなっていました。

 さて、条件を満たし、予算3万くらいで買えるカーボン三脚となるとそれほどありません。一脚がVelbonでこれまで使っていた三脚もVelbonなのでVelbonを中心に検討しましたが、同程度でSLIKの方が若干安いようです。
 最終的にSLIK製の方が精度が高い傾向であるという情報に後押しされ、SLIKの カーボン724EXを購入しました。

 さて、到着してもっとも楽しみだった体重測定。ふむ。1.86kg。では、KVA-45は?む?1.82kg?げっ。こっちの方が軽い!

 実は、KVA-45はアルミながら、軽量であることを中心に作られた三脚であるらしく、カーボン並に軽い三脚だったのです。

 クイックシューはどうだろうか。気を取り直し、後日テスト撮影に行きました。KVA-45に付属する雲台、PH-156は縦位置撮影では、右側にカメラが起きて、縦位置になります。724EXは、左側にカメラが起きて縦位置になります。
 縦位置グリップを使う私は、PH-156では三脚使用時に逆になってしまう点がちょっといやだったのですが、実はPH-156の方がこの点よいことがわかりました。
 というのも、左側にカメラが起きると、カメラねじが緩む方向に力がかかるため、重レンズを使用しているときにカメラねじが緩いと、カメラが下に向いてしまうことがあるのです。
 PH-156のように右側に起きると、逆に締め付ける方向になるため、緩みません。また、2重ロック式になっているため、クイックシューよりも強力に締め付けることができます。
 724EXの場合、滑らないように固定するのには注意が必要です。
 
 と、欠点ばかり書いていていますが、クイックシューはやはり威力絶大で、フィルムとデジタルを両方使う場合には迅速な撮影が可能で満足しています。もう少し724EXを使い込むとまた違ったよさがわかるのかも知れません。

 …しかしながら、KVA-45+PH-156、あなどれない…。
PR
 無計画に改造したA28-70/2.8G用花形フード(EW-78B改と呼ぶことにします)ですが、ケラレはないのか。
 EW-78B改は全体としては、A100-400用フードのバヨネットを貼り付けた分だけ2mmほど長くなっています。EW-78Bの本来のバヨネットは内側。レンズ側バヨネットとレンズの関係がEF28-135とA28-70Gでは異なると思われるため、単純には判断できませんが、長くなっている分135フルサイズではケラレの可能性があります。
 このため、作成中から若干心配していたこの点を検証しました。

 ノーマルフードは、28mm画角の角部分を基本に作っていると思われるため、ノーマルフードと一番低い部分を比較することでケラレる可能性がわかると思い、寸法を測ってみました。ついでにDimage A2(28-200mm相当)とA24/2.8のフードの寸法も測ってみました。



 ノーマルフード 直径約105mm 高さ27mm 高さ/半径0.514
 EW-78B改    直径約95mm 高さ22mm 高さ/半径0.463

 DimageA2用   直径約65mm 高さ17mm 高さ/半径0.523
 A24/2.8用    直径約69mm 高さ12mm 高さ/半径0.348
 
 レンズ側バヨネットとレンズの位置関係、縦横比が異なると思われるため、DimageA2用やA24/2.8用とは単純な比較ができないとは思いますが、どうやらEW-78B改は若干浅いようでケラレの心配はなく、角の部分の遮光では甘さがあると思われます。しかしながら、24mm用よりは深いようなので、まぁ良しとすべきでしょうか。
 正確に芯出ししながら、EW-78Bの直径を大きく出来れば、当初の予定どおり短く切ったA100-400用フードをはめ込み、長さを調整するのがよかったのでしょう。
ノーマルフードの外観が気に入っているとか書いておきながら、結局、A28-70Gの花形フードを作ってしまいました。

 少し前、中古屋を巡っていると、キヤノンのEW-78Bという花形フードの中古を発見しました。このフード、28-135用だそうです。
つまり、135フルサイズで28mm画角。直径もかなり大きく、A28-70Gに使えそう。値段も1000円程度。5分くらい考えて購入しました。
 さて、持ち帰ってA28-70Gと合わせてみると、大きいと思っていたフードは実はぴったりサイズ。A100-400用のフードの基部をこのフードの内側にはめ込むように作ろうと思っていましたが、径が同じであることがわかりました…無計画はなはだし。しかも、ちょっと無理をして押し込むと、EF用バヨネットがA28-70Gのバヨネットにパチンとはまり込んで、このままでも花形フードとして使えそう。
 しかし、逆付けをするとまったく感触がなく、バヨネットが合わないようです。

 改造案としては、次の3つを考えました。

1 現バヨネットを追加・切削し合わせる。
2 プラ板で2重バヨネットを新造し、貼り付ける。
3 A100-400用フードのバヨネットを切断し、移植する。

 ほぼぴったり付く現状で、1が一番簡単そうですが、強度に問題がでそう。また、切り貼りに時間がかかりそう。
 2はA100-400用フードを犠牲にせずに作れる点がよさそうだけれど、黒いプラ板を持っていないこと、円形にくりぬく工具がないため、加工が難しそうなことが難点。
 3はA100-400のフードが犠牲になるものの、加工自体は簡単そう。
 ということで、時間があまりないため、最終的に3案で作成を開始しました。しかし、最近の僕はあまりにぐうたら。寝転んでA100-400のフードを糸のこぎりでカットし、寝転んだままカッターで調整。ミスでA100-400のフード基部は傷だらけになってしまいました。
 しかも、実は逆付けにはただ貼り付けるだけではだめで、EW-78Bのフードのバヨネット部内側をテーパー状に削らないとピントリングに接触してしまい、逆付けができないことがわかりました(無改造を取り付けた時に、感触がなかったのは、レンズ側バヨネットとフード側バヨネットが接触もしていなかったためでした…)。

 このため、ピントリングと接触しないよう、さらにクリアランスの確保のため、高さ2mmくらい残していたA100-400のフード基部について、フード部分を2重バヨネットぎりぎりまで水平に削った上、EW-78Bの内側を45度くらいの角度で削り、更にEW-78Bのレンズ側にある、0.2mm位の出っ張り部分も平に削ってようやく接触がなくなり、完成しました。

 あっさり書いていますが、糸のこ、サンドペーパーとカッターだけで加工したうえ、手抜きがたたり、力任せに削って滑り、指を負傷するは、接着剤を垂らすは、で散々でした…。  でも、全部で2時間くらいで完成し、短時間で作れた上、全体としては満足な出来になりました。

■花形フード検証編へ■
 僕は、中古で購入し、シャッターダンパーゴム、AFずれ(ミラーストッパー不良)を修理し、一応使える状態のA9000を持っています。
 このボディはだいぶ使い込まれたもののようで、グリップはつるつる、あたりがあるほか、スクリーンにも傷があったりと、美品といえる状態ではありません。
 そして、例に漏れず、外部液晶に漏れがあります。右上部部分で、表示にはかからないものでしたが、最近拡大してきて、表示に一部かかってきました。
 ということで、修理する気になり、漏れていない中古のA9000を購入し、移植することとして、2号機を購入しました。
 2号機はオークションで、液晶部分が漏れていないように見えるものを購入しました。
 届いた2号機は液晶はOK(しかし、移植中に外部から見えない部分にわずかに漏れがあることが後でわかりました)で、シャッターダンパーゴムの劣化、接眼レンズの脱落、絞込み不良の定番がありますが、操作感などでは1号機より良い。移植せず、このボディを修理したほうがよいのでは、とちょっと思ってしまいました。
 さらに。スクリーンがスプリットマイクロプリズム仕様。スクリーンの右上部に傷がなければ思わぬ収穫だったのですが。
 しばらく、放置していましたが、今日、液晶とスクリーンの移植を行いました。ついでに不良気味だった電源スイッチの清掃をしてみました。
 う~む。液晶がきれいだと気持ちいいですね。しかし、この交換後の液晶もまた漏れが拡大する恐れが。もう一台予備を探します。
 2号機もこのまま保管することにします。
 
 と、実はあるオプションのおまけで3号機を入手してしまいました。
 しかし、こちらは左肩上部の液晶が不良。グリップゴムがほとんど脱落。しかし、シャッター、接眼レンズの不良のみで、絞込みはOKです。
 う~ん。このボディはどうしようか。とりあえず保管でしょうか。
 …この書き出し、もう何度使ったことか。そして、今回、自分の中で禁止していたはずの予備資金(不慮の事態への対応へそくり)の下限金額を下回るという、大人として情けない事をして購入してしまいました。
 
 いつかは300/2.8を持ちたい、そう考えていたため、300/2.8の相場の30%~40%にあたる金額を使う、300/4は購入を見送る、という気持ちも強かったのも事実でした。
 しかし、最近考えが少し変わってきています。
 まず、仮に20万程度を出してA300/2.8Gを買った場合を考えてみました。僕の財力を考えると、盗難、破損が心配でなかなか持ち出す勇気がでないはず。
 また、物理的な条件を考えた時、A80-200/2.8GやA200/2.8Gの運用状況からみて、レンズのみで2kgを超える重量、サイズを考えると、持ち運びに苦慮することは明白で、カメラバッグの新調が必要になり、さらなる投資が必要です。子供の面倒を見ながら撮影している現状で、レンズ交換も満足にできないことで、旅行などへ持ち出すことは不可能でしょう。
 財力的な面を抜きにしても、数年間はA300/2.8Gを使える状況になく、その間、A300/4Gをとりあえず購入しておくこともよいのでは、と考えるようになっていました。
 画質の面では、やはり300/2.8にアドバンテージがあることから、将来的に入手はしたいと思いますが。

 さて、このレンズ。描写性能は、シャープさの面では名玉とまではいかないというのが定番のようです。ただし、比較対照がカリカリのNikonやCanon製であるための評価で、曲がりなりにもGレンズ。僕としては十分な描写性能であると考えています。

 実は、購入した店で、2年前から発見していましたが、他のレンズの整備を優先する中でこれまでは見送っていました。いずれ、誰かに買われてしまうだろう、そう思っていたのですが、なかなか売れず、今回、買う気になって確認しにいったときも、変わらずに鎮座していてくれました。
 状態としては美品でしたが、一つ気になる点が。フードが未装備で展示されていたのです。付近にもそれらしいものはなく、「フードが欠品のために安いのかも?」とも考えられました。
 事前にオークションで確認しましたが、フードの出品はなかなかなく、
もしフード欠品で比較的安価に入手しても、結果的に高くつくと思ったので、もしフード欠品だったら見送ろう、と思っていました。
 店員さん(店長だった)に確認すると、
 「たしかケースがあったので、その中にあるとおもいますよ」とのこと。探すこと数分、巨大なケースが見つかり、中にありました。

 フード、ケース、被せ式キャップ、ノーマルフィルターなどそろっていましたが、残念ながら純正保護フィルターのみ欠品でした。
 まぁ、フィルターはKenko PRO-1Dでも買ってつけることにします。
 それまで、テスト撮影もせずにしまっておくことにしました。
  
<<   前のページ    + HOME +    次のページ   >>
Admin + Write
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新CM
[02/24 富澤昭久]
[03/11 brian]
[12/10 Nerv]
[12/09 Nerv]
[01/28 toropusu]
最新TB
プロフィール
HN:
tacarbon
性別:
男性
趣味:
史跡めぐり、写真ほか
自己紹介:
まとまりの無いブログですみません…
バーコード
ブログ内検索
最古記事
P R
photo by 7s
忍者ブログ [PR]