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写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
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ノーマルフードの外観が気に入っているとか書いておきながら、結局、A28-70Gの花形フードを作ってしまいました。

 少し前、中古屋を巡っていると、キヤノンのEW-78Bという花形フードの中古を発見しました。このフード、28-135用だそうです。
つまり、135フルサイズで28mm画角。直径もかなり大きく、A28-70Gに使えそう。値段も1000円程度。5分くらい考えて購入しました。
 さて、持ち帰ってA28-70Gと合わせてみると、大きいと思っていたフードは実はぴったりサイズ。A100-400用のフードの基部をこのフードの内側にはめ込むように作ろうと思っていましたが、径が同じであることがわかりました…無計画はなはだし。しかも、ちょっと無理をして押し込むと、EF用バヨネットがA28-70Gのバヨネットにパチンとはまり込んで、このままでも花形フードとして使えそう。
 しかし、逆付けをするとまったく感触がなく、バヨネットが合わないようです。

 改造案としては、次の3つを考えました。

1 現バヨネットを追加・切削し合わせる。
2 プラ板で2重バヨネットを新造し、貼り付ける。
3 A100-400用フードのバヨネットを切断し、移植する。

 ほぼぴったり付く現状で、1が一番簡単そうですが、強度に問題がでそう。また、切り貼りに時間がかかりそう。
 2はA100-400用フードを犠牲にせずに作れる点がよさそうだけれど、黒いプラ板を持っていないこと、円形にくりぬく工具がないため、加工が難しそうなことが難点。
 3はA100-400のフードが犠牲になるものの、加工自体は簡単そう。
 ということで、時間があまりないため、最終的に3案で作成を開始しました。しかし、最近の僕はあまりにぐうたら。寝転んでA100-400のフードを糸のこぎりでカットし、寝転んだままカッターで調整。ミスでA100-400のフード基部は傷だらけになってしまいました。
 しかも、実は逆付けにはただ貼り付けるだけではだめで、EW-78Bのフードのバヨネット部内側をテーパー状に削らないとピントリングに接触してしまい、逆付けができないことがわかりました(無改造を取り付けた時に、感触がなかったのは、レンズ側バヨネットとフード側バヨネットが接触もしていなかったためでした…)。

 このため、ピントリングと接触しないよう、さらにクリアランスの確保のため、高さ2mmくらい残していたA100-400のフード基部について、フード部分を2重バヨネットぎりぎりまで水平に削った上、EW-78Bの内側を45度くらいの角度で削り、更にEW-78Bのレンズ側にある、0.2mm位の出っ張り部分も平に削ってようやく接触がなくなり、完成しました。

 あっさり書いていますが、糸のこ、サンドペーパーとカッターだけで加工したうえ、手抜きがたたり、力任せに削って滑り、指を負傷するは、接着剤を垂らすは、で散々でした…。  でも、全部で2時間くらいで完成し、短時間で作れた上、全体としては満足な出来になりました。

■花形フード検証編へ■
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