写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
・危険地帯ハードオフ…
職場でいいことがないせいか、休日になると散財しています。先の記事のD40とは数ヶ月離れていますが、ブログ上は並んでしまいました。
標準ズーム、広角ズームにはAPS-C用のレンズを投入していますが、望遠ズームはAマウントもFマウントも135フルサイズ用しか持っていません。
近頃は変わっていますが、以前はAPS-C用は将来的に不要と思っていたのと、望遠レンズをあまり使わないためです。しかし、学芸会(文化祭)の撮影など、機材を減らさないといけないにも関わらず、標準から望遠の画角が必要な時もあり、55-200mm程度(約80-300mm相当)のレンズが必要だなぁ、と感じています。
AマウントもFマウントも、55-200mm程度のレンズならば、安価にあるので、ハードオフへ見に行きました。
すると、グリップに赤、似ている、しかしながら手持ちのいずれでもないニコンデジタルカメラがジャンク棚に。手にとって見ると、「Err表示で画像が保存されない」というD80でした。
・Errで撮影できず
外観はグリップが少々ベタベタしているようですが、程度は軽く、ボタンのシルク印刷も削れておらず、綺麗な感じ。アイカップは欠品ですが、ストラップは付いています。ボディキャップが無いため、ミラーボックスにも少しホコリが入っていますが、キズはなく、おおむね綺麗です。
先般、「原因不明のエラー」のD40がほぼ何もせずに直った経験から、このD80も少しギアを動かせば直るのでは?と思いました。
しかし、既にカメラは余剰。仮に直っても使い道はないなぁ…という気持ちも。20分ほど悩みました。
棚を離れ、また戻って手にとってと、何度も見ているうちに、D80がうちに来たがっている感じもしてきて、最終的に買ってしまいました。
・キズは深い
さて、持ち帰って調べてみると、D40はシャッターが切れませんでしたが、このD80はシャッターは切れます。しかし画像は保存されない。少し症状が違うようです。インターネットで調べると、シーケンスモードスイッチという部品の故障。修理には、ミラーボックス降ろしまでやる必要があり、かなり深い部分までの分解が必要のよう。正直、失敗したと思いました…。
・修理例は多い!
同症状になっている、D80はかなり多い模様。これは部品の設計不良といえるのではないでしょうか。しかし、そのお陰で全世界でこれを直した方は多く、最初から復元までの動画も複数存在しています。このとおりやれば直せそう?
・修理トライ
目も衰えた今、自信はありませんが、「焦らず、急がず」を言い聞かせながら作業を進めました。
・なんとか直った!
動画や記事を参考に、図面にネジをテープで貼り付けながら、一歩一歩作業。しかし、組み付け誤りを犯してしまい、それに気が付くまで約10回の組み立て、分解…。これで動かなかったらもうやめて処分しよう、と思った最後の一回で、組み立て誤りに気が付きました。やはり難易度は高かった…。
・ポイントその1 スプリング
私が引っかかった点は2箇所。一つは、シーケンスモードスイッチ脇のスプリングの掛け方。
かなり難しいと思うのですが、みなさんどうやって掛けてるんだろう?方向は、なんとなく「普通はこの向き」と思う掛け方でOKでしたが、なかなか掛けづらい。1回なら何とでもありませんが、10回の組み立て、1回あたりも数回失敗してやっと掛けている状態だと、リード線に負担がかかってしまい、最後はモードスイッチ基盤に繋がる細くて作業困難な位置のリード線が断線して復旧に苦労しました。
・ポイントその2 フレキコネクタのスリット
もう一つは、シーケンスモードスイッチのリード線が半田付けされているフレキをカメラに接続するコネクタです。てっきりコネクタと基盤の間に差し込むものと思っていましたが、コネクタにあるスリットに差し込む必要があり、コネクタを上から見ていた私は、スリットに気が付かず、下に差し込んで接続したつもりになっていました。
上手く動かず、何度も分解しましたが、これに気が付いていれば、一発で動いたと思われます…。シーケンスモードスイッチの接点を疑ってみたり、シーケンスモードダイアルの取り付け位置を少しずらして試してみたり、四苦八苦しているうちにリード線を合計3箇所、4回にわたり断線させてしまい、復旧に苦労することになりました…。
フレキをスリットに入れてくみ上げ、テストすると、無事復活!最後の最後、なんとか直ってホントに良かった…。
D80修理の追記
職場でいいことがないせいか、休日になると散財しています。先の記事のD40とは数ヶ月離れていますが、ブログ上は並んでしまいました。
標準ズーム、広角ズームにはAPS-C用のレンズを投入していますが、望遠ズームはAマウントもFマウントも135フルサイズ用しか持っていません。
近頃は変わっていますが、以前はAPS-C用は将来的に不要と思っていたのと、望遠レンズをあまり使わないためです。しかし、学芸会(文化祭)の撮影など、機材を減らさないといけないにも関わらず、標準から望遠の画角が必要な時もあり、55-200mm程度(約80-300mm相当)のレンズが必要だなぁ、と感じています。
AマウントもFマウントも、55-200mm程度のレンズならば、安価にあるので、ハードオフへ見に行きました。
すると、グリップに赤、似ている、しかしながら手持ちのいずれでもないニコンデジタルカメラがジャンク棚に。手にとって見ると、「Err表示で画像が保存されない」というD80でした。
・Errで撮影できず
外観はグリップが少々ベタベタしているようですが、程度は軽く、ボタンのシルク印刷も削れておらず、綺麗な感じ。アイカップは欠品ですが、ストラップは付いています。ボディキャップが無いため、ミラーボックスにも少しホコリが入っていますが、キズはなく、おおむね綺麗です。
先般、「原因不明のエラー」のD40がほぼ何もせずに直った経験から、このD80も少しギアを動かせば直るのでは?と思いました。
しかし、既にカメラは余剰。仮に直っても使い道はないなぁ…という気持ちも。20分ほど悩みました。
棚を離れ、また戻って手にとってと、何度も見ているうちに、D80がうちに来たがっている感じもしてきて、最終的に買ってしまいました。
・キズは深い
さて、持ち帰って調べてみると、D40はシャッターが切れませんでしたが、このD80はシャッターは切れます。しかし画像は保存されない。少し症状が違うようです。インターネットで調べると、シーケンスモードスイッチという部品の故障。修理には、ミラーボックス降ろしまでやる必要があり、かなり深い部分までの分解が必要のよう。正直、失敗したと思いました…。
・修理例は多い!
同症状になっている、D80はかなり多い模様。これは部品の設計不良といえるのではないでしょうか。しかし、そのお陰で全世界でこれを直した方は多く、最初から復元までの動画も複数存在しています。このとおりやれば直せそう?
・修理トライ
目も衰えた今、自信はありませんが、「焦らず、急がず」を言い聞かせながら作業を進めました。
・なんとか直った!
動画や記事を参考に、図面にネジをテープで貼り付けながら、一歩一歩作業。しかし、組み付け誤りを犯してしまい、それに気が付くまで約10回の組み立て、分解…。これで動かなかったらもうやめて処分しよう、と思った最後の一回で、組み立て誤りに気が付きました。やはり難易度は高かった…。
・ポイントその1 スプリング
私が引っかかった点は2箇所。一つは、シーケンスモードスイッチ脇のスプリングの掛け方。
かなり難しいと思うのですが、みなさんどうやって掛けてるんだろう?方向は、なんとなく「普通はこの向き」と思う掛け方でOKでしたが、なかなか掛けづらい。1回なら何とでもありませんが、10回の組み立て、1回あたりも数回失敗してやっと掛けている状態だと、リード線に負担がかかってしまい、最後はモードスイッチ基盤に繋がる細くて作業困難な位置のリード線が断線して復旧に苦労しました。
・ポイントその2 フレキコネクタのスリット
もう一つは、シーケンスモードスイッチのリード線が半田付けされているフレキをカメラに接続するコネクタです。てっきりコネクタと基盤の間に差し込むものと思っていましたが、コネクタにあるスリットに差し込む必要があり、コネクタを上から見ていた私は、スリットに気が付かず、下に差し込んで接続したつもりになっていました。
上手く動かず、何度も分解しましたが、これに気が付いていれば、一発で動いたと思われます…。シーケンスモードスイッチの接点を疑ってみたり、シーケンスモードダイアルの取り付け位置を少しずらして試してみたり、四苦八苦しているうちにリード線を合計3箇所、4回にわたり断線させてしまい、復旧に苦労することになりました…。
フレキをスリットに入れてくみ上げ、テストすると、無事復活!最後の最後、なんとか直ってホントに良かった…。
D80修理の追記
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Re:ネジについて
コメントありがとうございます。なるほど、私もD80ではないですが、錆びてみっともなくなっているものもあります。
該当ビスですが、ノギスで測ると頭部分直径3mm、全体長さ6mmといったところのようです。他のカメラからもらえばいいと思い、D40やD200を見てみましたが、D40やD200は、長さはほぼ同じですが、頭が一回り小さいネジを使っています。
では、D80より古いD50だ、と思い、D50を見てみると、D50はD40やD200と同じビスです。なぜD80だけ?
ならば、MB-D80だ、と思い、みてみると、頭の大きさはD80本体と同じですが、三脚ネジ周辺のパネルを留めているビスは、ピッチが異なるようで入りません。煙突状の部分を固定しているビスは、頭、ピッチは同じでねじ穴に入りますが、該当ビスより少し短いです。
以上のように、流用は難しそうです。となると、ケミカルで錆びを落とした上でタッチアップ塗装がコスト的にも作業的にも一番よいのではないでしょうか(^^;今度試したらブログに書きたいと思います。
該当ビスですが、ノギスで測ると頭部分直径3mm、全体長さ6mmといったところのようです。他のカメラからもらえばいいと思い、D40やD200を見てみましたが、D40やD200は、長さはほぼ同じですが、頭が一回り小さいネジを使っています。
では、D80より古いD50だ、と思い、D50を見てみると、D50はD40やD200と同じビスです。なぜD80だけ?
ならば、MB-D80だ、と思い、みてみると、頭の大きさはD80本体と同じですが、三脚ネジ周辺のパネルを留めているビスは、ピッチが異なるようで入りません。煙突状の部分を固定しているビスは、頭、ピッチは同じでねじ穴に入りますが、該当ビスより少し短いです。
以上のように、流用は難しそうです。となると、ケミカルで錆びを落とした上でタッチアップ塗装がコスト的にも作業的にも一番よいのではないでしょうか(^^;今度試したらブログに書きたいと思います。
無題
返信ありがとうございます。
実を言いますと、「M2×5」のステンレス低頭ネジ(並目)をスロット下側のネジと交換してみようと試み、実際に締めこんでみたところ「あと1㎜が締めこめない」状況になり。
しみじみとネジを比較してみたところ、どうやら「M2」とは違う
ように見えて....
とりあえず元のネジの錆を落として締めなおしてある状態です。
手に触れる(汗で錆びる)部分に「黒染鉄製ネジ」の使用って、もう少しメーカーに考慮してもらいたいですね....
実を言いますと、「M2×5」のステンレス低頭ネジ(並目)をスロット下側のネジと交換してみようと試み、実際に締めこんでみたところ「あと1㎜が締めこめない」状況になり。
しみじみとネジを比較してみたところ、どうやら「M2」とは違う
ように見えて....
とりあえず元のネジの錆を落として締めなおしてある状態です。
手に触れる(汗で錆びる)部分に「黒染鉄製ネジ」の使用って、もう少しメーカーに考慮してもらいたいですね....
Re:無題
>手に触れる(汗で錆びる)部分に「黒染鉄製ネジ」の使用って、もう少しメーカーに考慮してもらいたいですね....
同意です!汗が付いても錆びてこないネジもあり、下地処理や塗装が弱い、薄すぎるため、錆びがでやすい気がします。分解すると、ネジの頭の塗装が削れて錆びやすくなり、実際にそうなることも多いですが、何度分解していていても錆びてこないネジもあります。塗装を下地から丁寧にやれば、再発しないのでは?という思いがあります!
同意です!汗が付いても錆びてこないネジもあり、下地処理や塗装が弱い、薄すぎるため、錆びがでやすい気がします。分解すると、ネジの頭の塗装が削れて錆びやすくなり、実際にそうなることも多いですが、何度分解していていても錆びてこないネジもあります。塗装を下地から丁寧にやれば、再発しないのでは?という思いがあります!
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