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写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
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レンズ、ボディが高価なものを使っていながら、三脚が安定性が今ひとつの安物。腕が知れる、という記述を見たことがあります。

 僕もカメラ歴(物欲歴?)が長くなってきて、それなりの機材になりましたが、三脚はずーっと最初に3,000円で買った、VelbonのKVA-45という三脚を使用していました。
 
 この三脚、ステー付きで、ローアングルができないという旧式のものですが、それ以外にこれといった欠点も気にならず、使っていました。
 しかし、最近、子どもとともに旅行に行くようになると、この三脚が重く感じられ、軽量でローアルングルが可能、クイックシュー付きで、出来ればカーボンの脚がほしくなっていました。

 さて、条件を満たし、予算3万くらいで買えるカーボン三脚となるとそれほどありません。一脚がVelbonでこれまで使っていた三脚もVelbonなのでVelbonを中心に検討しましたが、同程度でSLIKの方が若干安いようです。
 最終的にSLIK製の方が精度が高い傾向であるという情報に後押しされ、SLIKの カーボン724EXを購入しました。

 さて、到着してもっとも楽しみだった体重測定。ふむ。1.86kg。では、KVA-45は?む?1.82kg?げっ。こっちの方が軽い!

 実は、KVA-45はアルミながら、軽量であることを中心に作られた三脚であるらしく、カーボン並に軽い三脚だったのです。

 クイックシューはどうだろうか。気を取り直し、後日テスト撮影に行きました。KVA-45に付属する雲台、PH-156は縦位置撮影では、右側にカメラが起きて、縦位置になります。724EXは、左側にカメラが起きて縦位置になります。
 縦位置グリップを使う私は、PH-156では三脚使用時に逆になってしまう点がちょっといやだったのですが、実はPH-156の方がこの点よいことがわかりました。
 というのも、左側にカメラが起きると、カメラねじが緩む方向に力がかかるため、重レンズを使用しているときにカメラねじが緩いと、カメラが下に向いてしまうことがあるのです。
 PH-156のように右側に起きると、逆に締め付ける方向になるため、緩みません。また、2重ロック式になっているため、クイックシューよりも強力に締め付けることができます。
 724EXの場合、滑らないように固定するのには注意が必要です。
 
 と、欠点ばかり書いていていますが、クイックシューはやはり威力絶大で、フィルムとデジタルを両方使う場合には迅速な撮影が可能で満足しています。もう少し724EXを使い込むとまた違ったよさがわかるのかも知れません。

 …しかしながら、KVA-45+PH-156、あなどれない…。
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