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写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
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 ガソリン漏れはキャブレターのどこであるのか、よく分かりませんでしたが、おそらくOリング等の劣化によるものだろうと思っていました。
 確認の為、キャブレターを分解してみましたが、フロート等の動作もよく、汚れもそれほどではありません。
 フロート室(フロートチャンバ)は、整備書によると、大きなOリングでシーリングしているようですが、このキャブレターは、リング状のガスケットが挟んであり、経年劣化でぼろぼろになっていました。ガソリン漏れはおそらくここです。
 これまで、ガソリンは漏れていなかったので結果としてこの整備は問題なかったともいえますが、前の整備者のこの整備は、燃料パイプの針金固定と合わせ、気に入りません…。

 ガソリン漏れは、Oリングを交換すればよいと思われるのですが、この分解にあたり、フロート室のドレンボルトが固着していることがわかりました。実際のところ、フロート室を固定するボルトが一番下にあり、これを緩めるとガソリンを抜くことができるので、ドレンボルトが固着していても問題なく、整備すれば使用に問題ないと思われますが、他の部分の状態も良くないと考え、キャブレターを新調することにしました。
 写真は、新品と外したキャブレター、インシュレーター等です。インシュレーター、なぜかクラックが入っている。以前の整備で締めすぎたのかな?
 キャブレター、概ね同一ですが、フロート室の形状や、燃料コックのレバー付近が一部違いますね。仕様変更かな?
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・2012年のオフシーズン
 バッテリー交換後、2回ほど使用すると、2012年度の冬は終わりました。夏の間に整備を行おうと思ってバッテリーの端子の取り外しをすぐに行わなかったのですが…。
 私のずぼらさが全開、結局先月まで何もせずに、カバーをかけたまま時間が経過しました。

・バッテリーあがる
 5月頃、家の外部を修理する際、邪魔になったHS80は、家の裏に移動してあったわけですが、先月、表に動かすことにしました。移動にあたり、恐る恐るセルを回すと…無反応…。やはり、バッテリー、あがってます。
 ほとんど新品だったのに劣化させてしまいました。致し方なく、リコイルを引く。一発始動です。ふむ。たいしたものだ…。無事移動完了。試しにセルを回すと、「カチン」。少し電圧が回復したようです。しかしセルを回すに至らず。
 
・充電してみる
 さてさて、バッテリーをなんとかしないといけません。充電器を持っていなかったので充電器を購入。バッテリーを外し、充電しようとしましたが、電圧が低くなりすぎていて、充電器の安全装置が働き、充電できません。仕方なく、本体で少し充電して電圧を回復させようと、HS80に接続。20分ほどアイドリング。
 再度、バッテリーを取り外し、充電器で充電。今度は充電できました。

・ガソリン漏れ!
 やれやれ、と思いながらHS80の片づけをしにいくと、やたらガソリン臭い。あれ?アイドリング状態だったから…?
 ふと左のクローラーを見ると、濡れてる。ガソリン漏れです!。

 出所はキャブレター付近らしい。しかし、キャブのどこかはよく分かりません。燃料コックを閉めるとガソリン漏れが止まったので、オーバーフロー?。むぅ。これは早急に対処せねば。
・実力は十分
 メンテも満足に出来ないまま、実戦投入されたHS80。
 今年は昨年に比べ雪が少なかったものの、数回本格的に除雪をしましたが、やはり十分な実力であると確認できました。
 これまでのスノーダンプ除雪では、確実に1時間コースの除雪が、10分で終わります。
 効率が良すぎて、10年前のガソリンすらなかなか終わらず、先日、やっとなくなり新ガソリンを入れました。たぶん、このガソリンで今シーズンは足りるのでしょう。
 HS80の威力により、今年は常時5m強のアプローチを常に維持できています。物足りないぐらいでもっと雪が降らないかなぁとちょっと思ったり、必要のない幅まで除雪したり…。う~ん、いい冬です…。

・雪壁の高さに注意が必要
 さしあたりHS80の実力が十分なことは証明できましたが、心配な点も。
 我が家は家から見てアプローチの左側が芝生ゾーン、右側がカーポートとなっていて、アプローチの雪は芝生ゾーンに飛ばします。また、カーポートの前4m×1m位の範囲も除雪するのですが、そのままHS80で前へ前へと運んで、最後は同じく芝生ゾーンへ放り込みます。
 芝生ゾーンは大体5m×5mくらいの広さですが、今年でも雪が高いところで1.5m位になりました。昨年ではこれが2m弱くらい平均になっていました。
 HS80は、どうやら1.8m位になると飛ばせる高さの限界になるようです。雪が少なく、負荷が小さいと手前へぽとぽと落ちる量が多くなり、手前が高くなりがちなので、豪雪時にはこの壁をいかに低く維持するかが非常に重要だと思われました。上に上って雪を奥のほうへスノーダンプで輸送したりという作業が必要そうです。また、新雪の上に単純に雪を飛ばしているため、まだまだ圧縮すれば高さを抑えることもできます。なんらかの工夫をしないといけないかもしれないですね。来年に向けて対策を考えねば。

・メンテ必須!
 しかし、HS80、いい機械です。気に入ってしまいました。すでに最小限のメンテを少しやりましたが、また別の機会に記事にしたいと思います。
・整備の時間が取れないまま…
 親父から貰ってきたHS80。とりあえずは軒下においてみました。
 使用するにあたり、ガソリンが10年前のものなので、まず、交換せねば…と思いましたが、手を入れる時間が取れる前に、先に雪が降ってしまいました。しかも、置いた場所が悪く、そこでは屋根雪が直撃し、破損する恐れがあるため、動かす必要があります。

・10年ぶりの始動!
 ちょっと不安はありましたが、試しにリコイルを引いてみると…、数回で始動、かかります!。何年ぶりかのエンジン音。懐かしいです。よくぞ動いてくれた。
 早速除雪(メンテせずに無謀ですが…)、と思ってシューターハンドルを回し、シューターの向きを変えようとしたところ、重い…。

・シューター回転不能、宇宙戦艦ヤマト状態に
 「ギアが外れてるのか?」と思いながら動かしていたところ、雪に囲まれた状態で、家側を向いたところで完全に動かなくなってしまいました…。これでは雪が飛ばせないため、進路を作れず、脱出できません。やや右に傾いた状態で雪に埋もれるHS80。宇宙戦艦ヤマトの初回のようです。その日は暗くなってしまったので一度あきらめました。

・シューターを整備、雪を撃破!
 さて、翌日。この日も夕方スタートです。シューターの部品を外してみると、どうやらギアが外れているわけではなく(ものすごく単純構造なので…)シューター旋回部に塗られたグリースが硬すぎて抵抗となり動かないようです。これは、なんでもかんでもグリースアップする親父の仕業でしょう…。
 シリコンオフで一度グリースをすべて落とし、再装着するとスムーズに動くようになりました。雪を飛ばして自らの進路を作り、僕の「ヤマト」は危険地帯を脱出、定位置へ動いたのでした。
・我が家の除雪範囲 
 我が家は、前面道路から5m強ほど離れており、その部分が、カーポート、アプローチ、庭となっています。例年、雪が降るとアプローチは放棄し(^^;、カーポートから出入りするようにしていました。
 除雪する部分は、カーポートの前と、カーポートから玄関の間、約1m。
 雪の少ない上越市あたりだと、このアプローチを除雪しないことが「ものぐさ」とみなされるよう。僕自身は、ここに越してくる前は、さらに豪雪地帯に居住していたため、このようなことは気にならず、むしろ無駄だ、ぐらいに思っていましたが、嫁さんは気になるらしく、雪が降るたびに圧力を受けてきました。
 さらに、ここ最近の豪雪。アプローチ問題は別としても、何とか打開策が欲しいと思っていました。これまで、我が家と同じく人力オンリーだったお隣の方も、今年は井戸を掘り、地下水での融雪を行う模様。我が家も対策を立てねば。

・8馬力除雪機 
 実は、ここに住む前、約3mの最大積雪深となる場所で、親父が知り合いから貰って車庫に放置してあった8馬力の中古除雪機を使用していました。
 かの地では、8馬力の除雪機など、意味がないとよく笑われていました(20馬力級を使う人がざらです…)。しかし、僕が使用した限り、8馬力でも使い方次第で十分に除雪できました。笑う人たちは、除雪機のシャーピン(過負荷防止のための安全装置です)をよく飛ばす(折損する)と言っていましたが、僕はいまだに一回も折れたことがありません。まぁ、環境の差なのかもしれないですが、力任せにやりすぎなのではないでしょうか?雪を相手にしているかぎり(異物を噛まないかぎり)、めったに折れるものではないという自信(過信?)もあります。
 また、僕はその豪雪地帯での居住経験から、機械除雪信奉者です。井戸の経費や、融雪設備よりもはるかに安価なはず。しかも、現住所の積雪量ならば、8馬力の除雪機で十分。
 我が家は機械除雪の道を選択することにし、この秋、車庫で眠っていたかの除雪機を、親父から貰ってきました。

・ホンダ スノーラHS80JS(K0) 
 以前に使用していたときは、自分のものという認識もなく、まったく機種なども気にせずに使用してきましたが、機種を改めて確認してみると、ホンダ スノーラHS80JS(K0)という機種だということが分かりました。
 そもそも、我が家にきた時から中古で状態は悪く、シューターワイヤーの固定部分のナットがなく、はりがねで縛ってあったり、バッテリーはやけに巨大なもの(トラック用?)を剥き出しで付けられていたり、スキッドプレートが曲がっていたりと結構ぼろぼろで、手を入れねばならない部分たんまりです。今回、使用するにあたっては、使用しなくなってから約10年経過していたため、メンテナンスは必須でしょう。

・機械除雪の道へ 
 早速インターネットで検索してみると、この機種は、25年ほど前のモデルで、同じHS80の中でも前期モデルのようです。もうすでに部品供給がない部品も数多く。まともには、維持が困難です。
 しかし、構造が単純であることから、現在も使用している方が多く、オークションを中心に部品が入手可能なようです。まぁ、これも限界があるので、いずれ部品供給が困難になりますが、そのときにはまた後継機種でも入手すればよいと考え、こやつを使っていく決心をしました。
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