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写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
今年の冬は、大変な大雪。除雪機もネタがけっこうありますが、今回は三脚です。

・キタムラ
 最近、EOS Kiss Digital(KD)シリーズが我が家の主役となっています。家の近くのキタムラは、安くて使用頻度が低そうなD200があったり、欲しいと思っていた広角ズームがナイスなタイミングで出ていたりと、私が欲しいと思っているモノが行ったときにある危険な場所です。
 先日も、すでにKD(シルバー)、KDN(シルバー)、KDX(ブラック)、EOS350D(ブラック)の4機があるにもかかわらず、2kできれいなKDX(シルバー)を発見。KDXに心を惹かれ…。しかし、4機同様の機体があるので、さすがにスルーすることに。

・行ってみると
 しかし、やはり気になっていたKDX。大雪やらでしばらく行けなかったキタムラへ行ってみると、すでに売れていました。めでたし、めでたし(やたらめったら買っているようですが、行き場がないオールドデジカメが誰かに活用してもらえるならそれでよい、とも思っています)。
 「まぁ、よかった」と思い、帰ろうとすると、足元にベルボンの三脚が。どんな三脚だろう

・カルマーニュ540EL(Carmgane540EL)
 手に取ってみてみると、Carmagne540EL。雲台はPH-250B、専用ケースとストーンバッグが付いています。足は供回りするインナージャットでないタイプ。カルマーニュ540(CM540初代)はかなり古い三脚ですが、発売当初、携帯性がよく剛性もあったことからよく売れたようです。しかし、携帯性と裏腹に高さが足りないことが不満だったと思われます。
 その結果、発売された縮長が長くなるものの、高さが少し高いバージョン、それがCarmagne540EL(CM540EL)だと思います。
 ストーンバッグに45thAnniversaryの文字があり、足の塗装もメタリックなもので仕上げが同じことから、手持ちのCarmagne640 IIIE(CM640)と同じく、NEOカルマーニュに代わる少し前のものだと思われます。
 伸ばしてみると、高さはほぼCM640と同じ。私が現在持っているCM540初代よりも高さがあります。

 私はCarmagneシリーズをたくさん持っていますが、中でもCM540初代はお気に入りの部類です。当初は、NEO Carmagne740、CM640とCM540初代という構成であったため、小さくて機動性のあるCM540初代は何かと重宝しました。
 しかしながら、少し前に追加購入したEL Carmagne443(CM443)は、4シリーズであるため、携帯性はCM540初代よりもよく、高さもCM540初代とほぼ同じであるため、CM540初代はかなり中途半端な立ち位置になっていました。

・少し背の高い540が欲しい…
 剛性はCM540初代のほうが高いものの、高さはCM443と同じ。本格的に撮ろうと思ってCM540を持っていくともう少し高いといいな、と思う場面が多く、結局中型のCM640となってしまいます。
 とにかく荷物を減らしたい場合にはCM443、少し本格撮影ではCM640となり、CM540初代はどうしても使用頻度が低くなるのです。
 最近は、KDシリーズやD40/Xを使うことが多く、CM640ではちょっと大げさな感じもしており、少し長いCM540があればなぁ、と思っていました。

・一度スルーするものの結局購入
 CM540初代も気に入っており、最近は三脚もあんまり使えるシーンもないし…。一旦スルーすることにしました。
 しかし、帰り道、いろいろ考える…。最近は、軽量チームメインで使っているし、CM540ELならばメインで使えるのではないか。傷も少ない美品だったし。買った後、惜しいけれどもCM540初代と雲台(PH-250B)を売却すれば、差額も小さくなるのでは…。
 CM540ELは、大半のCM640などの中型が必要ない場面で我が家のメイン三脚ともなりえる、良い三脚なのでは。
 家に帰り、CM540に別れを告げて車に積載し、再度キタムラへ。CM540初代とPH-250Bを売却し、差額でCM540ELを購入しました。

・雲台はPH-G40Vスペシャル
 PH-250Bもかっこよくて、少し惜しい気もしていましたが、我が家にはCarmagne5300についてきた、PH-G40Vがあります。これも取り立てて高性能な雲台ではないのですが、はがれていた座面コルクを貼りなおしたり、サイドチルトハンドルをショート化してケースに入れる際に外さなくてよくした私スペシャルなPH-G40Vです。このほか、5シリーズ用の自由雲台が2つあるため、使わないであろうPH-250Bは売却することにしました。

・ケース#G44
 以前の記事にも書きましたが、CM540用に少し前にケース#G44(G44)を購入しました。
 CM540ELには、付属ケースもついてきていますが、G44は縦に持つための取っ手があったり、若干のクッション材が入っていたりと付属ケースよりやや良いケースです。
 できればこちらを使用したい。CM540には少し余裕のあったこのケースですが、CM540ELはこのケースに入るのでしょうか…。
 試してみると、自由雲台ならばOKですが、やはり縮長が長くなったため、PH-G40V装備では厳しい。一応サイドチルトハンドルを外せば、入ることは入ります。しかし、我が家のPH-G40Vは、サイドチルトハンドルを外してチルトハンドルにつなげることができないため(接続部が加水分解で破損。このためハンドルをショート化しました)、外さない前提です。
 ということで入らなくなったため、540ELは付属ケースを使用することにして、G44は、El Carmagne440用として使うことにしました。
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・D80の修理再び
 あまり見る方のいない、このブログで、アクセス数が多いのが、CFSに関する記事と、除雪機、そしてD80の修理記事です。
 実は、すでにだいぶ経っていますが、D80のエンコーダ故障機をもう1台入手し、再度修理しました(今回は分解1回でできました…)。気が付いた追加情報を記載します。

・CCD基盤は外さなくてもよい
 背面のカバーを外すと、見えている1枚目の基盤の裏に2枚目の基盤があり、D80は2層の基盤で構成されています。表側の基盤がメイン基板で、奥の2枚目が、CCDが載っているCCD用の基盤(CCD基盤)と推測されます。
 分解されると気が付くと思いますが、問題のエンコーダーが付いているミラーボックスユニット(ペンタプリズム、ミラーボックス、シャッターが一体になったユニット)を固定しているビスは、CCD基盤から外れた場所に止まっていて、CCD基盤から独立しています。このため、CCD基盤を外さなくてもビスを外すことができます。
 おそらく、CCDの傾き調整は、この状態で行うのではないでしょうか。
 D80は、あまりCCDが傾かない気がしますが、CCD基盤を外すと本来、CCDの傾き調整が必要になると思われるため、傾きに不満がない方は外さないで作業したほうが良いと思います。


・エンコーダスイッチの破損
 インターネット上の情報で、ErrとなっているD80を分解したところ、「エンコーダースイッチの部品が破損していなかった」という記事が複数あります。本当に他の原因である場合もあると思いますが、私が分解した2台とも、部品の「見た目」は全く異常がありませんでした。しかし、金具を止めている直径2mmくらいのプラスチック円盤部分のうち、2組のブラシがあるほうを触ると、「スッ」と動き、切断されていました。もし見た目の異常がなくとも、この部分を横に押してみて確認してみると、動く場合があるかもしれません。


・EOS Kiss Digital N(KDN)の入手
 EOS Kiss Digital N(KDN)は、EFマウント機で小型がボディ欲しいと思っていた私にとって、ある意味、想定内のボディでありました。EF35/2IS USMを標準レンズとして、気軽に写真を撮る…という目的です。
 私の買ったKDNは、おそらく使用頻度が低い機材で、グリップの状態も悪くなく、出てくる絵も文句なく…。同じセグメントのD40、D40XやSweetDigitalと比べても遜色ないボディでした。
 気になるのは、良くも悪くも背面サブ液晶と、メイン液晶。KDNはその初代となるEOS Kiss Digitlal(KD)と同様、メイン液晶が小さい代わりにサブ液晶表示があり、ここにシャッタースピード、絞り値、露出補正値が表示される形式。
 一般的に、シャッター速度や絞り値は、シャッターボタン側、右側の肩部の小型液晶に表示されることが多いですが、α-7DigitalやD40などでは、メイン液晶画面に表示されます。α900などでは、右肩にサブ液晶と同時にメイン液晶画面にも表示されます。私のこれまでの常用カメラでは、背面に表示されるものが多く、この位置でも気にならず、液晶の点灯消灯に関わりなく、常時表示されているのも実用上悪くないと感じています。
 …のですが、やはり撮影直後、人に見せたりするケースを考えると、やはりメイン液晶サイズがもう少し大きいほうがいい。
こうなってくると、ほぼKDNそのままに、液晶を大型化したEOS Kiss Digital X(KDX)が欲しい…。そして、KDXも今や数千円(コモディティ化も著しいもんです…)。

 と考えて、KDXを物色を始めました。もし、KDXを入手した場合のKDNですが、私のKDNはかなり程度がいい品物のため、このままKDXと併用(D40とD40Xのように)してもいいかなぁ、などと思っていました。
 オークションと、HardOffをしばらく物色する日々…。

・KDXではなく、EOS Kiss Digital(KD)発見
 とある日、近所のHOを巡回していると、ジャンクコーナーにEOS Kiss Digital(初代 KD)が。
 店のコメントは「撮影できました」「バッテリーなし」。値段は1.6k。むぅ、ついにこの値段か。ネット情報では500円というものも結構あるので、ジャンクだとこんなものなのでしょうか。
 この値段、かなり心が動きます。しかし、KDは液晶配置がKDNと同じ。しかも、ボディサイズは高さがやや低いだけでサイズ感は30Dや40Dと大差なしで、KDNよりも横幅は大きい。このあたり、KDNの不満点の解消はできず、サイズ的な魅力もありません。

・一旦スルー、しかし…
 これはスルーするべき。少し心が動きながらもスルーすることにし、家へ帰りました。 しかし、家に帰ってからも気になり続けます。5Dや40Dと併用するシーンでは、バッテリーが共通なKDは魅力的なのでは(そもそも、5Dのサブとして40Dや30Dを使うつもりだったはず…)。サードパーティだが、BP-511Aも一つ余っている…。
 仕事で使えばいいのでは…。嫁さんの実家に置きっぱなしでもいいかも…。1.6kだし。様々な理由を思いつき、翌日、HOに行っている私。
 結果、ASD、KDNに続く3機目のシルバーボディのデジタル一眼レフ機を購入してしまいました。

・外観等
 さて、KDシリーズの泣き所、ゴム塗装のグリップは、すでにつるつる。元の所有者は、いっそのこと、と綺麗に剥がしてしまったようです。反対側のコネクタ部も同様。ものすごく綺麗な処理ではないですが、十分丁寧な処理で、なかなか愛着を持って所有されていた感じがします。
 ファームウェアも、KDの最終ファームにアップデートされています。

・問題の機能制限…AFモード
 さて、KDNの入手時に調べた情報によれば、Av、Tvなどの設定時にAFモードとして、「One Shot」が設定できず、「AI Focus」という、コンティニュアスとワンショットが自動選択されるモードしかないとのこと。このため、フォーカス後にフレーム変更した場合に、誤動作する場合があるため、一部のユーザーには不評であったそう。
 私は、基本センターで合わせてフレーミングを変える派なので、この仕様は危険な気が…。

・機能制限…AFモードの検証
 さて、問題のAFモードの制限は、どの程度撮影に影響するのか。
 早速少し試してみました。
 家族や、景色に向けて合わせてみたり、カメラを動かしてみたり。結果、ほぼ「OneShot」同様に使えます。被写体を動体と誤認識して、コンティニュアスになってしまうという状態は見られません。支障なし?

・もう一つの機能制限…本体のみで調光補正ができないことの検証
 もう一つ、KDにはフラッシュのみの調光補正機能がありません。全く調光補正ができないわけではなく、露出補正と連動した調光はできますが単独での調整ができないため、全体の露出を変化させず、調光だけ+1する、ということはできません。
 フィルムαの旧機種も似たような仕様でしたが、あちらはMモード(マニュアル露出)の際にも、露出補正ができるようになっており、事実上調光補正機能になっていましたが、試してみると、KDの場合、Mモードでは露出補正ができず、この方法は使えませんでした。このため、内蔵フラッシュの場合は単独での調光補正ができません。
 しかし、580EXと組み合わせてみると、フラッシュ側での調光補正ができました。事実上問題なさそうです。

・KDの美点
 KDNやKDXに比べると、多少制限がありますが、実用上支障がないKD。先ほどのとおり、我が家のその他のEFマウント機は、30D、40D、5Dです。すべてバッテリーにBP-511Aを用いる機種です。
 これらの機種のサブ機として使用する際、万一のためにバッテリーが同じ機種のほうが安心です。この点、KDNやKDXは、NB-2LHであるため、KDのほうがサブ機に向いています。

・600万画素機
 最後にさらに一つの不安要素ですが、KDNの810万画素、KDXの1000万画素に比べると画素数でも数値上劣っています。しかしながら、私の所有機材には、α-7DigitalやASD、D50など、600万画素機はほかにもあり、決して画素数が少ないことが問題だとは思っていませんでしたが、810万画素のKDNがある以上、600万画素機をあえて買うのはどうだろうと思ったことも事実です。
 実際に撮影した写真を見比べてみると、KDNやKDXとそれほど大きく差がないように感じます。横方向のピクセル数を見てみると、600万画素機は、約3000ピクセル。810万画素機は、3400ピクセル、1000万画素機は3800ピクセルと、確かに違うものの、分解能としてはそれほど大きく違うわけでもないということが認識できました。KDでも十分に作品としての写真はとれるということだと思います。
・KDNの他にも増殖
 EOS Kiss Digital N、かなり気に入ってしまいました。これが2千円や3千円だとは…。デジタルカメラ、いやデジタル一眼のコモディティ化も著しいもんです。
 十分、綺麗な写真が撮れるのに。さらに2機ほど保護してしまいました(別途記事化予定)。

・レンズ交換しなくても?
 特に対象物を決めていない撮影の場合、広角、標準、望遠の各ズームとメイン、サブのボディ2つを持って行って、主にメインボディでレンズを適当に変えながら撮影しています。
 ところで、KDNやD40あたりはかなりボディが小さく、複数台持ち歩いていても負担は少ないです。そして、各マウント2台ずつくらいは、小型ボディがあったりします。ふと、「レンズ交換しないでいいように、広角、標準、望遠の各ズームに一台ずつカメラ付けておけばいいんでは…」などと思ってしまいました。3台のカメラが必要になりますが、小型ボディを絡ませれば、3台も可能です。
 さらに、通常なら、当然レンズ交換するためにマウントを揃えていく必要があるわけですが、この方法なら、広角はEF、標準はF、望遠はAなど、異なるマウントのボディでもよくなります。

・ボディ付きレンズ指向は、なかなか便利そう
 さっそく2回ほど試してみました。やはり重ボディ複数だとカバンが困難ですが、KDNやD40を絡めると、結構便利です。実際には、上記に単焦点レンズを持って行ったりするので完全にレンズ交換をなくせないですが、ホコリも気にしないでよいし、「レンズ付きフィルム」ならぬ、「ボディ付きレンズ」指向、いい感じです。

・パスポートスリング初代
 本ブログの過去記事にあるとおり、私はロープロパスポートスリングを愛用しています。パスポートスリングは、初代、II型、III型と出ており、最後のIII型はタブレットを入れるポケットがついています。

・タブレット導入
 我が家にも遅ればせながら、タブレットがやってきました。あまり必要性はないだろうなぁ、と思っていましたが、写真を見せたりする場合にはノートパソコンよりもかなり便利。旧機種ですがその目的で購入しました。

・タブレットの輸送

 さて、私が常用しているバッグで、このタブレットを持ち運ぼうとすると、コンプトレッカーや、ファストパックの背部にある専用ポケットが最も適切ですが、できればパスポートスリングに入れて持ち運びたい。しかし、私のパスポートスリングは初代のため、このためのポケットがありません。とりあえず、インナーケースの側面にあるベルクロをはがして入れてみると、サイズ感はぴったり。このままでも運用できないこともないですが、一度取り出して、使用後に戻そうとすると、ベルクロがまたくっついていて、ベリベリとはがすことに。

・パスポートスリング III型の検討
 以前、なんとなしに値段を調べた時、パスポートスリングはものすごく安かったような…。最近のIII型の値段はどんなものか、調査してみました。値段は8k程度。II型は2~3kですが、III型はそれほど安くない?。色はマイカとブラック。
 今と同じマイカは、ワンポイントのオレンジがちょっと目立つ?。あってもよい気もしますが、どうだろう。
 ブラックはあまりにカメラバッグっぽくて、これもどうだろう。いい気もするけど…。
 III型を買ったあとの初代をどうするのか、という問題も。中古で売ってもいいけれど、二束三文だろうし、まだ使えるし…。
 ちょっと気後れしてしまいました。

・ベルクロの間に挟むタブレットケースがあればよいのでは

 改めて初代をよく見てみると、インナーケースと本体の間のベルクロに挟み込むように、両側にベルクロをつけたケースを作って既存のベルクロに挟み込めばよいのでは、と思てきました。
 自分で作ってみようと思いましたが、嫁さんに相談したところ、作ってくれることに。 2日ほどすると、写真のケースを作ってくれました。
 サイズはぴったり。ありがたや…。
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