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写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
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 αシリーズのカメラの場合、フラッシュ単独での調光補正は、A707siで初めてできるようになりました。A7xi/A9xiまでのカメラではフラッシュ単独での露出補正機能はなく、A7700iやA7xi,A9xiを今でも使うので、あまり頻度はないものの、フラッシュを使う場合にちょっと気になっていました。
 基本的には、フラッシュブラケット(A9xiのフラッシュブラケット、オートブラケットカード2など)を除くと、オート任せで簡易に行う手段がないと思っていた僕は、マニュアル露出モード+ISO設定を変更するという方法、ISO100のフィルムで1段オーバーにしたいときは、ISO50に設定、1段アンダーの場合はISO200に設定するというやり方でフラッシュ調光補正を行っていました。
 …月並みですが、ISO50へ変更した後、ISO設定を戻し忘れ、露出オーバーな写真を連発するというミスもやったことがあります。

 ミノルタの場合、A7xi/A9xiまでは通常の露出補正とフラッシュ調光補正は連動、A707si/807siはフラッシュ調光補正は通常の露出補正に上乗せで反映、A7/9以降では、露出補正とフラッシュ調光補正が、「上乗せ」および「単独」を選択できるようになりました。
 
 今日、ふと気がつきました。「ISO設定を変更する必要なんかないんじゃ?」

 マニュアル露出モードにしているときにも、普通の露出補正は設定できます。でも、マニュアル露出モードにしているわけですからF値、シャッター速度には影響しません。
 この機能、僕的には露出設定、スポット測光値の参考以外には意味がないなぁ、などと思っておりました。
 しかし、通常の露出補正とフラッシュ調光補正は連動しているわけですから、これでフラッシュ調光補正を制御できるはずです。
 まだフィルムを通して試験をしていませんが、修理なったばかりのA9000に登場いただき、「マニュアル露出モード」で「露出補正」を行い、単体露出計で光量を測定してみました。
 
 確かに、フラッシュ調光補正ができていました。+1にするとフラッシュ光のEV値が1あがり、-1にするとEV値が1下がります。…あたりまえですね。
 
 「α7xi/9xiまでの機種でフラッシュ調光補正をしたい場合には、マニュアル露出モードでそのF値、シャッター速度に設定し、調光補正したい分、通常の露出補正を行う」
 αシリーズを使い始めて16年…。ようやくこのことに気がつきました。不覚。ごめんね、α…。
  
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 定期的に訪問しているキタムラで、広告を見かけて以来、気になっているカメラバッグがあります。
 Loweproのパスポートスリングと、トップローダーズーム系のバッグです。
 過去にも書きましたが、カメラバッグは既に5つも持っていますが、どれも機能を重視するあまり、特に町中へスマートに持ち出せるデザインではありません。しかし、基本的にカメラをどこへでも持っていきたい私。持ち出して、一度も使わずに持ち帰ることもザラなのに懲りもせず。
 しかし、可能であればあまり目立たずに持って行きたい。

 パスポートスリングはこの目的にかなりいい感じなコンセプトだと思いました。
 トップローダーズームについては、現在持っているものではCOSMOロゴの名もないカメラバッグがこれとほぼ同じコンセプトです。カメラを始めた時に何気なく購入したものとしては、容量、使い勝手とも適当で、価格も安く、コストパフォーマンス、使用頻度ともにそのあとに購入したバッグよりも便利で重要なバッグになっています。
 問題点としては、深さの面で、A28-70/2.8Gなどの大柄レンズに無理があること、開口部サイズの面でA7D+VC7Dはやや無理がありつつぎりぎり入るものの、縦位置グリップ付きカメラが基本的に入らないこと、ショルダーストラップが華奢なことです。
 このため、トップローダーズームの45AW,50AW,55AWのうち、50AWと55AWあたりが更新用として魅力的に見えました。
 
 どれも店頭にすぐにあるわけではなかったのですが、ようやくすべて現物を確認できました。しかし…。パスポートスリング、トップローダーズームともにサイズに問題がありました。
 パスポートスリングはかなり良いのですが、カメラとともにA4の書類を入れる事を想定していましたが、側面の大きさからしてB5程度が目いっぱい(丸めればA4もOKですが…)とわかり、即決できませんでした。
  トップローダーズームは50AWあたりがちょうどよいかなぁ、と思っていましたが、55AWでも現在のCOSMOバッグよりも開口部=対応カメラサイズが小さく、縦位置グリップ付きカメラにはトップローダープロ系の方がよいことがわかり、継続検討せざるを得ませんでした。
 
 これはこれらの製品コンセプトの問題ではなく、私の希望に若干無理があることが原因として大きいんだろうと想像しています。
 つまり、大きいカメラが入ってほしい、けれどもカメラバッグのサイズはあまり大きくしたくない…自己矛盾です。う~ん、悩ましい…。
 あっという間の記載ですが、時間軸的には前回からこの間、1ヶ月の経過があります。
 さて、アルカリ電池の液漏れにより修復不能となったA9000ですが、いろいろ考えた末、やはりA9000はわがカメラ部に必要であろうという結論になりました。
 順当には液漏れで破損した1号機の修理ですが、1号機はテカリをはじめ使用感があり、あまり程度が良くありません。特に電源が勝手に切れてしまう現象があったりするため、1号機の修理は行わず、部品取り用に入手した2号機を修理することにしました。2号機は外装を見る限りテカリもなく、美品の部類です。上部液晶が液漏れなし(実際は見えない部分に小漏れあり)で、この部品を1号機へ移植していたため、これを元に戻し、その状態で修理に出しました。
 2号機は外装こそ綺麗ですが、1号機同様、シャッターにダンパーゴムが付着している、ファインダー接眼レンズが外れているという定番故障に加え、1号機では無事だった絞りが固着というこれまた定番の故障もありました。すべてまとめて重修理で修理を依頼しました。
 途中一度帰ってきて完全な姿を見せてくれましたが、テスト撮影の結果、絞りの修理が完全でないことが判明し、再修理に出しました。
 明日あたり帰還します。非常に楽しみです。
 …しかも、紆余曲折の末、同じく重修理を受けたA7000と共に帰ってくることになりました。
 このところ私生活が忙しく、フィルムカメラ群をかまっていなかったのですが、先日ふと空シャッターを切ろうと思い、順番に手に取り、空シャッターを切っていました。A9000の番となり、持ち上げようとしてシャッターボタンに指が触れた瞬間、感触が「ジャリッ!」。
 瞬間、液漏れがよぎりました。電源を入れてみると、やはり入りません。電池ボックス付近はアルカリ液が少々漏れた程度ですが、上方のシャッターボタン側に多く浸出していたため、シャッターボタン付近まで侵入したようです。
 モータードライブをつけていると、電池ボックスのアクセスがしにくいため、電池を入れっぱなしにしてしまっていました。

 分解して様子を見てみましたが、アルカリ液がフレキ基盤に沿ってかなりの範囲に侵入していること、セルフタイマースイッチ付近の基盤が大きく腐食しており、基盤の交換が必要になる可能性が高いこと、総合して修理が困難な状態であることがわかりました…。
 このA9000は、2万円ほどかけてMOTでシャッター、AFずれ等を修理していただき、使用可能にしてもらったもので、大事にしていたつもりでしたが、不覚。
 A28-70/2.8Gのフード作成記事の写真が遺影となってしまいました。
 さて…諸般の事情から、いままであやふやに記載していましたが、今年度前半、このレンズを入手しました。
 ちょっと見栄に走った感があり、大口径ズームを揃えることが目的になってしまった感は否めません。見栄っ張りの誹りは甘んじてうけます。
 17-35域においては、A17-35/2.8-4を所有しており、写りも満足いくものであったのに、17-35Gを購入する必要性があったのか。購入費用も中古にかかわらず、単品の価格としては我が家最高額に匹敵します。無駄な投資ではなかったか。
 新品購入だったα-7D以外でここまで投資することは初めてで、購入時は非常に悩んだわけですが、これまで使用してきた実感からすると、これはまた凄いレンズだと感心し、総合的に見て、価格だけの価値はあると判断しています。(ただ、どうせならもう少し出してA16-35/2.8ZAの新品のほうがいいんでは、と言われると苦しいですが…)。

 やはり、画質は当然上質の部類。もちろん、上には上があって、A35/1.4Gや、ともすると最近の高級ズームからすると数値的には劣る部分もあるかもしれませんが、満足できるレベルであることは間違いありません。
 しかし。画質云々よりも、決まった写真から感じる、現実感(立体感?)がすばらしい。これは、A28-70/2.8GやA80-200/2.8Gでも実感したものと同じで、ミノルタの方向性が表出しているものなのではないでしょうか。とにかく撮影した自分が驚くようなカットが時々でてきて、手放せないレンズになっています。

 使い勝手の面では、サイズ、重量的にはA17-35/2.8-4と大差なく、持ち運びにもそれほど苦労せず、A700の標準レンズと化しています。
 標準レンズとなると、やはり望遠側が厳しく、最近DTで発売になったA16-50/2.8のように、50mm(75mm相当)までいければいいのに、と思いますが、このへんは可能な限り足でカバーし、望遠側を使う場合にはA28-70/2.8Gへタッチするということで割り切りしています。
 フードはA17-35/2.8-4と同等にでかいですが、このフードのつくりが凝っています。花弁部分がアルミ?で、バヨネット付近はプラスチック。おそらくレンズ側バヨネットに傷をつけないためと思われます。前玉付近の鏡胴部が2重鏡胴となっており、17ミリから35ミリへのズーミングに従い、フードが取り付けられている外側鏡胴部が前玉よりせり出し、フードの深さを維持する構造となっています。
 このため、A17-35/2.8-4よりもフードが有効に機能しています。このような構造はニコンやキャノンの大口径ズームレンズにもありますが、なかなか画質へのこだわりが見える部分です。
 スリングショット202AWではフード装備だと若干きついものの、問題なく収納でき、どんどん使いたいレンズです。
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