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写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記


 これまで、湿度を一定に保ち、防カビに効果があるといわれていた壁材による、収納庫にカメラ類を格納し、重要なレンズについては、ドライボックスに保管していましたが、やはり初夏には収納庫の湿度は危険ゾーンであり、ドライボックスも管理が十分にできないことから、防湿庫を検討してきました。今後、子どもたちが大きくなり、いたずらの範囲も広がることが予想され、カギがかけられる点も重要です。

 インターネットでは、結構安価にいろいろありますが、電源入れっぱなしの機械ですので、少々価格は高くなりますが、ここは信頼のおけそうな、国産品にしようとカメラ屋を物色。どうやら、トーリハンと東洋リビングの二択のようです。最終的にトーリハンを選択しました

 メーカーが決まったら、タイプ選びです。地震での転倒が心配なので、ワイド型にすることにしました。
 最後に、最大の検討事項、容量。現在の収納棚の幅や広さ、格納状況から必要そうな容量を検討すると、150LのH-155WD-MIIでぎりぎり収まりそうです。今後の機材の増加を考えると、203LのH-205WD-MIIが良さそうですが、ここは自重効果も考えて、現在の機材(実用およびコレクション)がぎりぎり入るH-155WE-MIIを最終選択しました。
 
 設置してみると、かなり大きいです。部屋での圧迫感はやや想定以上でした。現有機材を全部入れても、多少余裕があります。200Lクラスにしなくて良かった。意外にも、嫁さんからは「なかなかいいじゃん」とお褒めの言葉もいただきました。

 ちょっと使ってみて気がついた点ですが、このモデル、4段収納棚があるのですが、棚の間が意外に狭く、縦位置グリップをつけた状態のA900やA700だと入れる棚が限られます。まぁ、縦位置外せばいいんですが、EOS-1Dあたりだと厳しそう。
 棚の高さを調整し、背の高いカメラにある程度配慮した上で、背の高めなレンズを立てていれるために、最上段のフレーム裏を使いましたが、この場合、出し入れ時に注意しないとフレームにレンズをぶつけてしまいます。ううむ。

 しかしながら、これで、カビに怯える日々から開放される…かな?

 設置翌日、さっそく使用頻度が極端に低い、標準ズーム4本を処分しにいきました。…が。ここで取り返しの付かないことをしてしまいました…。この話は後日。

 
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HS80に搭載されている、GX240、現行製品があるとの情報から、ホンダのページで現行のGX240について調べてみました。

・現行製品はGX240T2
 現行製品と思われるものは、GX240T2という名称のものらしい。
 詳細スペックを見てみる。排気量はと…。む!270cc!。240ccではないのか?

・270ccになっている!
 なんと、改良により270ccになっているようです。しかし、GX270T2という機種もラインナップされており、こちらも排気量は270cc。しかし、GX240T2とGX270T2は出力が異なっていて、GX270T2の方が高出力です。
 細かなスペックを確認すると、外寸は全く同一のよう。シリンダ内径、ストロークも同一。
 
・ホンダに確認!270ccは真実
 ここから察するに、GX240T2とGX270T2はほぼ同じ物ではないでしょうか。しかし、排気量の掲載ミスもありうるので、ホンダにメールで確認。
 やはり、GX240T2は270cc。GX270T2も270ccで、部品構成が異なっていて、出力に差が出ているそうです。

・GX240T2はGX270T2のデチューンモデルか
 ということは、GX240T2はGX270T2のデチューンモデルという位置づけでしょうか。
 機種の整理と、ラインナップ確保上の問題で、GX270T2に統合し、やや性能を落としたのかな?
 それとも、もともとのGX240がGX270からデチューンされ、排気量を落としていたものを、T2シリーズになる際に、制限解除し、性能を近づけたのか?
 後者であれば、HS80のGX240と近そうですが、前者だと遠そうです。どの程度部品共通性があるのでしょうか。

・オイル漏れに気が付く(いまさら)
 今回、そもそもキャブレターからのガソリン漏れが緊急に対処すべき問題でしたが、このガソリン漏れ個所を調べているときに、シリンダヘッドとシリンダブロックの間、シリンダヘッドガスケットからオイルが漏れていることに気がつきました。
 10年前、我が家にきた当初から、エンジンの下、フレーム部分付近に汚れがひどく、「うちのHS80、きっちゃないな~」と思っていましたが、この汚れが実はシリンダヘッドから漏れたオイルに、走行ベルト、オーガーベルトからでたベルトのカスがこびりついたものだったようです。

・シリンダヘッドガスケットの交換は難しくなさそう
 ということは、このオイル漏れはかなりの古傷。短期間でオイルが無くなるほど漏れているわけではないのですが、こないだのテスト稼動の後、オイルのしずくができていたので、やはりそれなりの量漏れている感もあります。
 サービスマニュアルを見てみると、シリンダヘッドガスケットの交換については、基本的にヘッドボルト4本を外せば、シリンダヘッドが丸ごと外せて、それほど大変な作業でもなさそう…。
 
・挑戦してみることに
 エンジンは、遠い昔に技術の授業で、2ストロークのエンジンをばらしたことしかなく、僕の中では基本的に整備士さんの領域で、禁断の領域です。このエンジンは4ストローク、しかも練習用ではなく実用機。壊したら冬の除雪に大きな影響が。この禁断の領域に踏み込んでいいものか…。少し迷いがありましたが、結局シリンダヘッドガスケット、ヘッドカバーガスケットを発注し、自分でやることにしました。

・なんとか交換できた
 先般、部品を受領したので作業を行いました。しかし。ヘッドボルトを外したあたりから作業で頭がいっぱいになってしまい、エンジンの中の写真、シリンダヘッドガスケット交換状況の写真を撮るのを忘れて、気がついたときにはヘッドボルトを締めた後でした…。
 
・エンジン内部の状況
 エンジンの内部の状態はというと、シリンダヘッドの燃焼室は、カーボンの固着で真っ黒、結構な厚みでした。
 ピストンの上面は、焦げた砂糖のようなベトベトしたものがこびり付いていました。オイルとカーボンの混合物でしょうか。非常に汚い印象。ほとんどメンテしていないせい?それとも、このくらい使うとあたりまえの汚れでしょうか。
 せっかくなのでこれをパーツクリーナーで可能な範囲で落としました。

・マフラー側のヘッドボルトは大丈夫か
 我が家のHS80のエンジン、GX240は写真のとおり、マフラーのボルトの錆がひどく、まずまともに外れないと思われます。外そうとすると、スタッドボルトが折れたり、ねじ山がつぶれたりで大きな作業になることが想定されたのでマフラーは外しませんでした。このため、マフラーの裏にあたるヘッドボルト一本が外せないことはないものの、作業が困難でした。締めるときも、トルクレンチでトルクを測りながら締めましたが、このボルトのトルクはかなり怪しいです…。

・ガスケットに異常はなさそう
 しかし、シリンダヘッドガスケットの劣化で漏れていると考えていましたが、外した旧ガスケット、新品ガスケットと比較してもあまり劣化しているように見えません。オイル漏れもどこから漏れていたんだろう?
 ガソリン漏れはキャブレターのどこであるのか、よく分かりませんでしたが、おそらくOリング等の劣化によるものだろうと思っていました。
 確認の為、キャブレターを分解してみましたが、フロート等の動作もよく、汚れもそれほどではありません。
 フロート室(フロートチャンバ)は、整備書によると、大きなOリングでシーリングしているようですが、このキャブレターは、リング状のガスケットが挟んであり、経年劣化でぼろぼろになっていました。ガソリン漏れはおそらくここです。
 これまで、ガソリンは漏れていなかったので結果としてこの整備は問題なかったともいえますが、前の整備者のこの整備は、燃料パイプの針金固定と合わせ、気に入りません…。

 ガソリン漏れは、Oリングを交換すればよいと思われるのですが、この分解にあたり、フロート室のドレンボルトが固着していることがわかりました。実際のところ、フロート室を固定するボルトが一番下にあり、これを緩めるとガソリンを抜くことができるので、ドレンボルトが固着していても問題なく、整備すれば使用に問題ないと思われますが、他の部分の状態も良くないと考え、キャブレターを新調することにしました。
 写真は、新品と外したキャブレター、インシュレーター等です。インシュレーター、なぜかクラックが入っている。以前の整備で締めすぎたのかな?
 キャブレター、概ね同一ですが、フロート室の形状や、燃料コックのレバー付近が一部違いますね。仕様変更かな?
・2012年のオフシーズン
 バッテリー交換後、2回ほど使用すると、2012年度の冬は終わりました。夏の間に整備を行おうと思ってバッテリーの端子の取り外しをすぐに行わなかったのですが…。
 私のずぼらさが全開、結局先月まで何もせずに、カバーをかけたまま時間が経過しました。

・バッテリーあがる
 5月頃、家の外部を修理する際、邪魔になったHS80は、家の裏に移動してあったわけですが、先月、表に動かすことにしました。移動にあたり、恐る恐るセルを回すと…無反応…。やはり、バッテリー、あがってます。
 ほとんど新品だったのに劣化させてしまいました。致し方なく、リコイルを引く。一発始動です。ふむ。たいしたものだ…。無事移動完了。試しにセルを回すと、「カチン」。少し電圧が回復したようです。しかしセルを回すに至らず。
 
・充電してみる
 さてさて、バッテリーをなんとかしないといけません。充電器を持っていなかったので充電器を購入。バッテリーを外し、充電しようとしましたが、電圧が低くなりすぎていて、充電器の安全装置が働き、充電できません。仕方なく、本体で少し充電して電圧を回復させようと、HS80に接続。20分ほどアイドリング。
 再度、バッテリーを取り外し、充電器で充電。今度は充電できました。

・ガソリン漏れ!
 やれやれ、と思いながらHS80の片づけをしにいくと、やたらガソリン臭い。あれ?アイドリング状態だったから…?
 ふと左のクローラーを見ると、濡れてる。ガソリン漏れです!。

 出所はキャブレター付近らしい。しかし、キャブのどこかはよく分かりません。燃料コックを閉めるとガソリン漏れが止まったので、オーバーフロー?。むぅ。これは早急に対処せねば。
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