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写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
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 本日、ウン回目の誕生日だったわけですが、娘が作ってくれた飾り。不揃いで短いですが、リビングに3本、飾っておいてくれました。部屋に入ると、「ごめんね、まだ途中なんだけど…」といって4本目を一生懸命に作っている姿に、感無量…。写真は、暗い室内、無理してA300/2.8Gを使用してみました。

 さて、私、普段、仕事上は写真と全く関連がありませんが、このほど、特命のような形で、写真を使う冊子を担当することになり、桜シーズンの写真を何枚か撮ることとなりました。
 こうなると、自称写真家(たびたびこの用語を用いていますが、このブログ上では主に口程にないウデ、という自戒を込めた意味です…。)、それなりの写真を撮る必要があります。しかしながら、桜のシーズンは短く、元々担当している仕事はそのままで、それほど時間を掛けられるわけではないので、基本的に一発勝負の繰り返しになるものと思われます。となると失敗率の高い私、心配です。
 
 ということで、可能な範囲でロケハンをしておくことにして、桜が咲く前に試しに行ってみました。望遠レンズの圧縮効果で「道と桜」を表現しようと思って、300mm付近のレンズ(早速A300/2.8Gも…)を持っていってみましたが、長すぎです。35mm~100mmという至って普通の焦点距離が良さそう。しかし、これではなんだかありきたりな写真になってしまうような。しかし、撮影目的からすればそれでいいような。ううむ。悩ましい…。
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 …ついに、レンズ沼もここまできました。
 我が家には、既に主砲A300/4Gがあるため、300/2.8の必要性は基本的にない。詳細な面での画質、F2.8での表現にこだわらなければ…。
 購入して熱が冷め、冷静に見れるようになると、そもそも、画質にそれほどのこだわりをもっていない私、300/2.8は必要ないわけですが、やはりレンズ沼の頂点、いわゆるサンニッパを持ってみたい、この願望、さらに言えば見栄、このようなあまり誉められたものではないものが主な動機といえます。このところ何度か繰り返しています。反省せねば。
 今回、若干の臨時収入があり、貯蓄とあわせるとなんとか購入できる状態であったため、大人気なく、すっからかんになりつつ購入したわけですが、購入が決まると、やはりかなり後悔も。まぁ、さすがにこれでレンズの大規模整備は最後です、ロクヨン、ヨンヨンゴなどはありえません…。

 さて、葛藤はさておき、A300/2.8G、届いたわけです。届いてみると、やはり大きい…。防湿庫に入るのかな?どこに入れればいいんだろう…。
 重量はというと…。重い。それも恐ろしく。こんなの振り回せない…。確かに、持ったりするには苦にならない重さですが、カメラと一緒に構えると、厳しい。長時間構えるのは確かに無理。
 A300/4Gは気にならなかったので、これより少し大きいくらいは平気、と思っていましたが、ちょっと甘かった。これは重い。なるほど、気軽に持ち出すわけにはいかないかも…。覗いてみる。ふむ、ファインダーで感動したという方もいたそうですが、うーん。明るいけど、どうなんだろう?
 A300/4G、場合によってはA300/2.8G購入後に処分も、と考えていましたが、これは持っていた方が良さそう…。
 さっぱり充実しない、このカテゴリーです。充実しない理由は、やはり廃線調査に行けていないからです。当面改善しそうにありません。
 そうした中、最近、過去のフィルムの整理が進んできており、スキャンできたのがいくつかあるのでアップロードしました。



 北恵那鉄道は、事前調査していなかったのですが、苗木城を訪問する途中、木曽川橋梁に遭遇。一瞬、現役の鉄橋か、廃線なのか迷ってしまうほどの存在感でした。かなり近くに行っても判断できず、西側の築堤が破壊されている事に気がつき、ようやく廃線だと確信できました。太陽の位置関係で、フレアが出てしまい、撮影位置に苦労した覚えがあります。



 こちらは、上地橋梁。苗木城に登る前に、下から一度接近し、存在を知っていたので、苗木城から探してみました。運転中で時間的余裕がなかったため、撮影できず、悔し紛れに苗木城から記録的に撮ったのですが、今見直すとなかなか良い写真に思えてきました。ネガは、これよりも一回り大きな範囲が写っていますが、記録のつもりで雑なフレーミングだったのでトリミングしました。もう少し丁寧にフレーミングすればもっと良かったかもです。修行が足りんです…。
 昨年、三脚、一脚の安定装置を持たず、しかも、動画と静止画の両方を撮ろうと無茶をして、失敗した音楽発表会、今年は昨年の二の轍を踏まぬよう、三脚と一脚を持ち込み撮影してきました。

 機材は、次のとおりです。

Fマウント D200(APS-C) DX18-105VR F70-300VR
 Aマウント A57(APS-C) DT18-70、A100-300APO(D)
 SLIK HANDY POD2(一脚、スリングショットに固定)、Velbon LightD25(小型三脚)
 スリングショット202AW

 今回の席は、前から16席目。ステージからざっと15mほどの距離です。子どもに対し、450mm相当(300mm)でちょうど良い、もしくはやや足りない感じでした。昨年とほぼ同じ位置だと思いますが、昨年は450mmではちょっと長い感じがしたので、我が家の大砲、A300/4Gは最初から外して考えていましたが、使用できれば良い感じだったかも…。今回はD200がこの暗い状況でどれくらい使えるかを試したかったのもあるので、結局A300/4Gは使えませんでしたが…。

 D200は、これまでの撮影で高感度が弱い(登場時期を考えれば当然ですが)ことが分かっていたので、この種の撮影にはあまり向かないだろうと思っていましたが、ISO800で、F70-300VRとの組み合わせでそれなりに撮影でき、私的には満足な結果となりました。
 どんなものか、期待していたVRですが、ファインダー像が安定しているのはやはり良いです。ただし、結果としての手ぶれ補正効果としてはAS(アンチシェイク)/SS(ステディショット)と実用上大差ないとも感じました。
 暗い所でのAFの合焦精度は、明るいところと比べやはり良くないようです。このようなシーンでは、A7D(α-7Digital)時代に甘いなぁ、と思っていて、他のメーカーならもっと良いはず、と思いこんでいましたが、実は大差ないようです。ちょっとA7Dの評価が変わりました。もちろん、D200もA7DもAF精度、高感度特性、どちらも私的には致命的でなく、許容範囲です。
 総合して苦しいはずのこのシーンでもD200、なかなかやります。

 さて、撮影自体についてですが、A57をLightD25に固定して動画、D200は一脚につけて、静止画という形で撮影しました。LightD25は更新用に購入したUT-63Qにしようと思っていましたが、UT-63Qは使用時、格納時ともちょっと大きいので子どもを連れながら歩くにはじゃまになるのではと思い、こちらにしました。
 LightD25は空いていた臨席に、椅子を畳んだ状態で設置すると、トイレ等で通る人の邪魔にならず、良い感じでした。ただ、UT-63Qはエレベーターを伸ばして、足を短くすると安定性は落ちるものの、占有面積を小さくすることもできるので、UT-63Qでも良かったかもしれません。
 
 いずれにしろ、一脚、三脚の固定用具の威力はすばらしく、昨年に比べれば動画も、静止画もマシな映像、写真になりました。しかし、今ひとつ納得いかないのは、撮り方の問題ですね…。むぅ、精進せねば。

 去る2月上旬、嫁さんの実家から帰るにあたり、下の子を左手に抱きながら、パスポートスリングを右肩に掛けようと右手で持ち上げ、肩に掛けたところ、上着が滑りやすい材質だったせいか、右手に沿ってスルスルと滑り、フローリングの上に、底部から落下しました。

 中腰だったので、高さは20cmくらい。中には背面を下側、マウント側を上向きにしたD200と、マウントについたDX18-105VR。
 一瞬、固まりましたが、水平に落下したように見えたので、収納部の底にはクッションがあるし、壊れてはいないのでは?壊れているとしたら、D200だなぁ、と考え、そのまま帰宅。

 家に帰ってパスポートスリングを覗くと…。マウントに付けてあったはずのDX18-105VRがD200の上でヨコになってる…(T-T)。写真のとおり、見事にバヨネットの爪が3つとも折れていました…。

 D200は、どうやら無事のよう(DX18-105VRしかもっていなかったのでテストできませんでした…)。しかし、底面から落ちて、収納状態はボディを下にしてレンズ上向きだったのに、何でレンズのマウントが壊れたんでしょうか。たいした高さではないと思いましたが、やはり衝撃はそれなりだった、ということだと思いますが、このことをとりあえず忘れて理由を考えてみました。

 DX18-105VR購入時からちょっと気になっていましたが、本レンズはプラスチックマウントです。
 DX18-105VR自体はかなり軽量なレンズなので、プラスチックマウントでも強度は一応十分であると思います。私もほかにAマウントで2つのプラスチックマウントレンズを持っており、使用実績からプラスチックマウントに対する不安はあまり感じていません。

 しかし、現実的にプラスチックマウントが見事に大破。なぜか。この答はD200にあるのではないでしょうか。D200の重量は830g(A700 690g、D7000 690g)と重量級。このことから、モーメントはかなり大きなものになると思います。
 落下時、クッション材で跳ね返ったDX18-105VR付きD200が、DX18-105VRからバッグの蓋にぶつかり、正面から見たボディに対し、レンズがやや右側についていることから、D200の体重による斜めの応力をマウント部に与え、プラスチックマウントが破損…、こんなシナリオではないでしょうか。

 ほんとのところは分かりませんが…。やはり、落としたことは事実。プラスチックマウントのせいにしてはいけません。買うほど費用がかかりそうなことは分かっていましたが、取り扱いが雑になっていたことを後悔しつつ、このレンズを修理することにしました。


 一昨日、無事に帰ってきました。ニコンのホームページ上の見積もりでは23kほどかかる見込みでしたが、実際は12k。マウント部品が12kの見込みが480円と、非常に安価に済んだようです。よかったよかった…。
 
 …しかし、ネット情報を調べていると、DX18-105VRのマウントが壊れる事例は結構多いようです。しかも、D700などの重量ボディとのコンビのケースで…。う~ん、注意せねば。

 さらに、注目すべき情報。このレンズのプラスチックマウント、他のレンズの金属マウントと交換できるようです。破損した方がジャンクで入手した他のレンズの金属マウントと加工なしで交換できたそう…。おそらく、AF-S系だと思われますが、どのレンズと交換できるのか、よく分かりませんでしたが、興味ある話題です。

 …まぁ、せっかくニコンで修理してもらったレンズなので、金属マウントを入手できてもすぐに交換したりはしませんが(^^;。
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