写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
去る2月上旬、嫁さんの実家から帰るにあたり、下の子を左手に抱きながら、パスポートスリングを右肩に掛けようと右手で持ち上げ、肩に掛けたところ、上着が滑りやすい材質だったせいか、右手に沿ってスルスルと滑り、フローリングの上に、底部から落下しました。
中腰だったので、高さは20cmくらい。中には背面を下側、マウント側を上向きにしたD200と、マウントについたDX18-105VR。
一瞬、固まりましたが、水平に落下したように見えたので、収納部の底にはクッションがあるし、壊れてはいないのでは?壊れているとしたら、D200だなぁ、と考え、そのまま帰宅。
家に帰ってパスポートスリングを覗くと…。マウントに付けてあったはずのDX18-105VRがD200の上でヨコになってる…(T-T)。写真のとおり、見事にバヨネットの爪が3つとも折れていました…。
D200は、どうやら無事のよう(DX18-105VRしかもっていなかったのでテストできませんでした…)。しかし、底面から落ちて、収納状態はボディを下にしてレンズ上向きだったのに、何でレンズのマウントが壊れたんでしょうか。たいした高さではないと思いましたが、やはり衝撃はそれなりだった、ということだと思いますが、このことをとりあえず忘れて理由を考えてみました。
DX18-105VR購入時からちょっと気になっていましたが、本レンズはプラスチックマウントです。
DX18-105VR自体はかなり軽量なレンズなので、プラスチックマウントでも強度は一応十分であると思います。私もほかにAマウントで2つのプラスチックマウントレンズを持っており、使用実績からプラスチックマウントに対する不安はあまり感じていません。
しかし、現実的にプラスチックマウントが見事に大破。なぜか。この答はD200にあるのではないでしょうか。D200の重量は830g(A700 690g、D7000 690g)と重量級。このことから、モーメントはかなり大きなものになると思います。
落下時、クッション材で跳ね返ったDX18-105VR付きD200が、DX18-105VRからバッグの蓋にぶつかり、正面から見たボディに対し、レンズがやや右側についていることから、D200の体重による斜めの応力をマウント部に与え、プラスチックマウントが破損…、こんなシナリオではないでしょうか。
ほんとのところは分かりませんが…。やはり、落としたことは事実。プラスチックマウントのせいにしてはいけません。買うほど費用がかかりそうなことは分かっていましたが、取り扱いが雑になっていたことを後悔しつつ、このレンズを修理することにしました。
一昨日、無事に帰ってきました。ニコンのホームページ上の見積もりでは23kほどかかる見込みでしたが、実際は12k。マウント部品が12kの見込みが480円と、非常に安価に済んだようです。よかったよかった…。
…しかし、ネット情報を調べていると、DX18-105VRのマウントが壊れる事例は結構多いようです。しかも、D700などの重量ボディとのコンビのケースで…。う~ん、注意せねば。
さらに、注目すべき情報。このレンズのプラスチックマウント、他のレンズの金属マウントと交換できるようです。破損した方がジャンクで入手した他のレンズの金属マウントと加工なしで交換できたそう…。おそらく、AF-S系だと思われますが、どのレンズと交換できるのか、よく分かりませんでしたが、興味ある話題です。
…まぁ、せっかくニコンで修理してもらったレンズなので、金属マウントを入手できてもすぐに交換したりはしませんが(^^;。
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ゴムパーツの劣化、困ったもんです。手持ちのミノルタ製カメラのグリップには、次々にクラックが入り、特に、A7000世代、A7700i世代は古い為、被害が甚大です。
これまで、クラックが入るごとに瞬間接着剤で接着。しばらくすると、他の個所が割れてまた接着。だんだんと見た目が悪くなっていくという、果てしない戦いを繰りひろげてきました。
経験上、アーマオールやラバープロテクタントでかなり劣化を抑制できるようですので、定期的に塗りこんでいましたが、しばらくこの作業を怠っていたためか、大切にしていたA707Siにもクラックが…。なんとかせねば。ちょっと本腰を入れることにしました。
これまでも、破損のひどかったA7700iを題材に、実験してきました。
1 シューズドクターによる修復
2 コーキングによる修復
まず、はじめに1のシューズドクター。
私が主に長靴などのゴム製品の修理に使っているシューズドクターですが、硬化後の硬さ、状態からグリップに合いそうな気がしていましたので、使用してみました。
確かに、硬さ等は良いのですが、粘度が高いため、一発で綺麗に塗ることができず、硬化後に加工するしかないのですが、ヤスリ等で削ることが難しく、また削っている間にはがれてしまい、上手くいきません。
次に2のコーキング。こちらは粘度が程々で容易に塗ることが出来ますが、比較的痩せ易いようです。このため、痩せ対策のためにある程度厚く塗り、乾燥後に周りと均一にするために加工する形となります。
削ってみると、硬すぎるシューズドクターに対し、こちらは柔らかすぎ、あっという間に削れ、低い部分が低くなりすぎ、高い部分は残ってしまい、デコボコに。綺麗にはなりませんでした。
このまま、暫くあきらめていましたが、最近、ネットの情報を見ていると、「シューズドクター(N)よりもシューグーの方が加工しやすい」等の情報が目に止まりました。私としては、シューズドクターとシューグーはほぼ同じものと思っていたので、シューズドクターと同様になると思い込んでいましたが、もしかしたらシューグーならいけるかも、と考え直し、購入しました。
3 シューグーによる修復
シューズドクター、コーキングによる修復では、クラックを埋めるべく、溝状に使用していましたので、シューグーも溝に塗り、硬化後に周りと同様に削る方法で使用しました。
結果としては、シューズドクターやコーキングよりも作業性に優れ、接着力も高いため、かなりいい線になりましたが、周りとフラットにするため、ヤスリで削って薄くなってくると剥がれ始め、最終的にはシューズドクター同様にはがれてしまいました。
しかし、接着力はなかなかのもので、一部剥がれにより失敗したものを全部剥がそうとすると、弱っているグリップのゴムごと剥がれたりします。薄く塗ったシューグーもソールに使えるものだけあって、それなりの強度。
ということは、溝状に最低限の使用とすることはあきらめ、全部塗ってしまえばいいのでは?と考え、全面塗布に方向性をスイッチしました。
できれば、オリジナルのグリップ同様、フラットな仕上げにしたいところですが、どうしても塗りムラができてしまうので、塗りムラを目立たなくするため、表面にパターンをつけることにしました。
最初に施工したA7700iは、表面が乾いた半乾きの状態の時に、サンドペーパーを押し付けて模様を付けてみました。少し乾いてからでないとサンドペーパーにシューグーが付いてしまい、あまり待っていると固まってしまいでなかなか上手くいきませんでしたが、なんとかそれなりになりました。
次に施工したA7000は、爪楊枝のお尻を使い、ドット模様としました。これはなかなか良い感じに仕上がったので、最後のA707Siも同様の仕上げとしました。3台とも、はみ出たりしていますが、クラックだらけよりも、だいぶよい感じになりました。
これら旧機種のグリップ、いまなら、3Dプリンターで作れるのでないでしょうか。企業含め、どなたか作ってくれないかな?私は買います(^-^;。
D51 245と同じ日に見学してきたD51 1001です。場所は、千曲市更埴市民体育館駐車場です。
道路に面して非公式側(右側)、公式側(左側)は建物駐車場に面しているため、基本的に全面自由に見られ、撮影もある程度距離をとって撮影可能です。もっとも、施設の性格上、公式側で駐車車両を入れずに撮影することは難しいかも。
車両の状態は、経年の錆等で傷んでいますが、最近塗装を行ったようで、ぱっと見は綺麗です。
運転室への立ち入りは出来ない模様。プレートは、基本的にイミテーションのようですが、公式側の側面プレートのみ、本来のプレートのようです。他のものは、黒地に金文字ですが、ここのみ、赤地に金文字、赤地部分は錆で浮き上がっていました。
この前面道路、数回通っていますが、これまで、この車両には気がつきませんでした…。
なかなかの存在感を放っているのに…。旧後町小学校で300mmで撮影した、D51 549の写真がなかなか良く、長玉が良さそうと思っていたので、A200/2.8G+A7D(135フルサイズで300mm相当)で撮影しました。間に来る障害物の関係で間合いが難しく、上手い具合のカットはあまりありませんでしたが、この写真はかなり意図した感じです。
もっとも、同じ手法で直前のD51 245も撮ろうと思っていましたが、スペースの都合上、引きが取れず、あちらは長玉のものは全滅でした。やはり時と場合によりますね。300mmは扱いが難しいので、次回は、200mm位でやってみたいと思います。
・K1用シューターをK0に装備
先日、シューターをK1用に入れ替えました。時間がなかったのでシューターワイヤーはそのまま、シューターのみ変更したのですが、シューターワイヤーの長さが異なるらしく、使用は可能なものの、コントロールパネルで一番下位置まで操作できません。最後から3段目くらいまでしかいかなくなってしまいました。
今回、たまたまワイヤーが付いて来ているので、時間があったら交換してみたいと思います。
・K1用シューターの効果は
さて、シューターの効果ですが、K1用シューターに変更後、2度ほど雪が降りました。
いずれもそれほど量が降っていないため、今ひとつ効果がわからないのですが、飛びに関しては、気持ちよくなったかな?程度で、ちょっと残念。
しかし、除雪作業後、シューターの内側を見ると、これまでは雪が付着していたものが全く付いていません。交換したK1用シューターは、これまで使っていたK0用シューターよりも内面の塗装状態がよい状態です。やはり、塗装による雪離れの違いがありそう。
・雪の飛び方が違う?
よくよく思い返してみると、作業中も以前のシューターでは、常に雪がバラバラに飛んでいましたが、新シューターだと、たまにまとまった飛び方している時がありました。
その飛び方は、ガバナスプリングを受領に行ったときに見かけた除雪機と同じ飛び方です。
・塗装が影響している?
オーガハウジング内のインペラ付近を見ると、雪がハウジングに張り付いている…。わがHS80のハウジングもインペラ周辺の塗装が痛んでおり、この部分に多くの雪が張り付いています。これが、ハウジングに張り付かない程度の雪離れになれば、もっと飛ぶのではないかと感じました。
総合すると、塗装の劣化によって飛びが悪くなっている可能性が高くなってきました…。結局自分で検証せずとも、ネットで整備屋さんや、詳しい人が書いている通りですね(^^;。K1用シューターは必要なかったかも…。
先日、シューターをK1用に入れ替えました。時間がなかったのでシューターワイヤーはそのまま、シューターのみ変更したのですが、シューターワイヤーの長さが異なるらしく、使用は可能なものの、コントロールパネルで一番下位置まで操作できません。最後から3段目くらいまでしかいかなくなってしまいました。
今回、たまたまワイヤーが付いて来ているので、時間があったら交換してみたいと思います。
・K1用シューターの効果は
さて、シューターの効果ですが、K1用シューターに変更後、2度ほど雪が降りました。
いずれもそれほど量が降っていないため、今ひとつ効果がわからないのですが、飛びに関しては、気持ちよくなったかな?程度で、ちょっと残念。
しかし、除雪作業後、シューターの内側を見ると、これまでは雪が付着していたものが全く付いていません。交換したK1用シューターは、これまで使っていたK0用シューターよりも内面の塗装状態がよい状態です。やはり、塗装による雪離れの違いがありそう。
・雪の飛び方が違う?
よくよく思い返してみると、作業中も以前のシューターでは、常に雪がバラバラに飛んでいましたが、新シューターだと、たまにまとまった飛び方している時がありました。
その飛び方は、ガバナスプリングを受領に行ったときに見かけた除雪機と同じ飛び方です。
・塗装が影響している?
オーガハウジング内のインペラ付近を見ると、雪がハウジングに張り付いている…。わがHS80のハウジングもインペラ周辺の塗装が痛んでおり、この部分に多くの雪が張り付いています。これが、ハウジングに張り付かない程度の雪離れになれば、もっと飛ぶのではないかと感じました。
総合すると、塗装の劣化によって飛びが悪くなっている可能性が高くなってきました…。結局自分で検証せずとも、ネットで整備屋さんや、詳しい人が書いている通りですね(^^;。K1用シューターは必要なかったかも…。
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