写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
ゴムパーツの劣化、困ったもんです。手持ちのミノルタ製カメラのグリップには、次々にクラックが入り、特に、A7000世代、A7700i世代は古い為、被害が甚大です。
これまで、クラックが入るごとに瞬間接着剤で接着。しばらくすると、他の個所が割れてまた接着。だんだんと見た目が悪くなっていくという、果てしない戦いを繰りひろげてきました。
経験上、アーマオールやラバープロテクタントでかなり劣化を抑制できるようですので、定期的に塗りこんでいましたが、しばらくこの作業を怠っていたためか、大切にしていたA707Siにもクラックが…。なんとかせねば。ちょっと本腰を入れることにしました。
これまでも、破損のひどかったA7700iを題材に、実験してきました。
1 シューズドクターによる修復
2 コーキングによる修復
まず、はじめに1のシューズドクター。
私が主に長靴などのゴム製品の修理に使っているシューズドクターですが、硬化後の硬さ、状態からグリップに合いそうな気がしていましたので、使用してみました。
確かに、硬さ等は良いのですが、粘度が高いため、一発で綺麗に塗ることができず、硬化後に加工するしかないのですが、ヤスリ等で削ることが難しく、また削っている間にはがれてしまい、上手くいきません。
次に2のコーキング。こちらは粘度が程々で容易に塗ることが出来ますが、比較的痩せ易いようです。このため、痩せ対策のためにある程度厚く塗り、乾燥後に周りと均一にするために加工する形となります。
削ってみると、硬すぎるシューズドクターに対し、こちらは柔らかすぎ、あっという間に削れ、低い部分が低くなりすぎ、高い部分は残ってしまい、デコボコに。綺麗にはなりませんでした。
このまま、暫くあきらめていましたが、最近、ネットの情報を見ていると、「シューズドクター(N)よりもシューグーの方が加工しやすい」等の情報が目に止まりました。私としては、シューズドクターとシューグーはほぼ同じものと思っていたので、シューズドクターと同様になると思い込んでいましたが、もしかしたらシューグーならいけるかも、と考え直し、購入しました。
3 シューグーによる修復
シューズドクター、コーキングによる修復では、クラックを埋めるべく、溝状に使用していましたので、シューグーも溝に塗り、硬化後に周りと同様に削る方法で使用しました。
結果としては、シューズドクターやコーキングよりも作業性に優れ、接着力も高いため、かなりいい線になりましたが、周りとフラットにするため、ヤスリで削って薄くなってくると剥がれ始め、最終的にはシューズドクター同様にはがれてしまいました。
しかし、接着力はなかなかのもので、一部剥がれにより失敗したものを全部剥がそうとすると、弱っているグリップのゴムごと剥がれたりします。薄く塗ったシューグーもソールに使えるものだけあって、それなりの強度。
ということは、溝状に最低限の使用とすることはあきらめ、全部塗ってしまえばいいのでは?と考え、全面塗布に方向性をスイッチしました。
できれば、オリジナルのグリップ同様、フラットな仕上げにしたいところですが、どうしても塗りムラができてしまうので、塗りムラを目立たなくするため、表面にパターンをつけることにしました。
最初に施工したA7700iは、表面が乾いた半乾きの状態の時に、サンドペーパーを押し付けて模様を付けてみました。少し乾いてからでないとサンドペーパーにシューグーが付いてしまい、あまり待っていると固まってしまいでなかなか上手くいきませんでしたが、なんとかそれなりになりました。
次に施工したA7000は、爪楊枝のお尻を使い、ドット模様としました。これはなかなか良い感じに仕上がったので、最後のA707Siも同様の仕上げとしました。3台とも、はみ出たりしていますが、クラックだらけよりも、だいぶよい感じになりました。
これら旧機種のグリップ、いまなら、3Dプリンターで作れるのでないでしょうか。企業含め、どなたか作ってくれないかな?私は買います(^-^;。
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D51 245と同じ日に見学してきたD51 1001です。場所は、千曲市更埴市民体育館駐車場です。
道路に面して非公式側(右側)、公式側(左側)は建物駐車場に面しているため、基本的に全面自由に見られ、撮影もある程度距離をとって撮影可能です。もっとも、施設の性格上、公式側で駐車車両を入れずに撮影することは難しいかも。
車両の状態は、経年の錆等で傷んでいますが、最近塗装を行ったようで、ぱっと見は綺麗です。
運転室への立ち入りは出来ない模様。プレートは、基本的にイミテーションのようですが、公式側の側面プレートのみ、本来のプレートのようです。他のものは、黒地に金文字ですが、ここのみ、赤地に金文字、赤地部分は錆で浮き上がっていました。
この前面道路、数回通っていますが、これまで、この車両には気がつきませんでした…。
なかなかの存在感を放っているのに…。旧後町小学校で300mmで撮影した、D51 549の写真がなかなか良く、長玉が良さそうと思っていたので、A200/2.8G+A7D(135フルサイズで300mm相当)で撮影しました。間に来る障害物の関係で間合いが難しく、上手い具合のカットはあまりありませんでしたが、この写真はかなり意図した感じです。
もっとも、同じ手法で直前のD51 245も撮ろうと思っていましたが、スペースの都合上、引きが取れず、あちらは長玉のものは全滅でした。やはり時と場合によりますね。300mmは扱いが難しいので、次回は、200mm位でやってみたいと思います。
・K1用シューターをK0に装備
先日、シューターをK1用に入れ替えました。時間がなかったのでシューターワイヤーはそのまま、シューターのみ変更したのですが、シューターワイヤーの長さが異なるらしく、使用は可能なものの、コントロールパネルで一番下位置まで操作できません。最後から3段目くらいまでしかいかなくなってしまいました。
今回、たまたまワイヤーが付いて来ているので、時間があったら交換してみたいと思います。
・K1用シューターの効果は
さて、シューターの効果ですが、K1用シューターに変更後、2度ほど雪が降りました。
いずれもそれほど量が降っていないため、今ひとつ効果がわからないのですが、飛びに関しては、気持ちよくなったかな?程度で、ちょっと残念。
しかし、除雪作業後、シューターの内側を見ると、これまでは雪が付着していたものが全く付いていません。交換したK1用シューターは、これまで使っていたK0用シューターよりも内面の塗装状態がよい状態です。やはり、塗装による雪離れの違いがありそう。
・雪の飛び方が違う?
よくよく思い返してみると、作業中も以前のシューターでは、常に雪がバラバラに飛んでいましたが、新シューターだと、たまにまとまった飛び方している時がありました。
その飛び方は、ガバナスプリングを受領に行ったときに見かけた除雪機と同じ飛び方です。
・塗装が影響している?
オーガハウジング内のインペラ付近を見ると、雪がハウジングに張り付いている…。わがHS80のハウジングもインペラ周辺の塗装が痛んでおり、この部分に多くの雪が張り付いています。これが、ハウジングに張り付かない程度の雪離れになれば、もっと飛ぶのではないかと感じました。
総合すると、塗装の劣化によって飛びが悪くなっている可能性が高くなってきました…。結局自分で検証せずとも、ネットで整備屋さんや、詳しい人が書いている通りですね(^^;。K1用シューターは必要なかったかも…。
先日、シューターをK1用に入れ替えました。時間がなかったのでシューターワイヤーはそのまま、シューターのみ変更したのですが、シューターワイヤーの長さが異なるらしく、使用は可能なものの、コントロールパネルで一番下位置まで操作できません。最後から3段目くらいまでしかいかなくなってしまいました。
今回、たまたまワイヤーが付いて来ているので、時間があったら交換してみたいと思います。
・K1用シューターの効果は
さて、シューターの効果ですが、K1用シューターに変更後、2度ほど雪が降りました。
いずれもそれほど量が降っていないため、今ひとつ効果がわからないのですが、飛びに関しては、気持ちよくなったかな?程度で、ちょっと残念。
しかし、除雪作業後、シューターの内側を見ると、これまでは雪が付着していたものが全く付いていません。交換したK1用シューターは、これまで使っていたK0用シューターよりも内面の塗装状態がよい状態です。やはり、塗装による雪離れの違いがありそう。
・雪の飛び方が違う?
よくよく思い返してみると、作業中も以前のシューターでは、常に雪がバラバラに飛んでいましたが、新シューターだと、たまにまとまった飛び方している時がありました。
その飛び方は、ガバナスプリングを受領に行ったときに見かけた除雪機と同じ飛び方です。
・塗装が影響している?
オーガハウジング内のインペラ付近を見ると、雪がハウジングに張り付いている…。わがHS80のハウジングもインペラ周辺の塗装が痛んでおり、この部分に多くの雪が張り付いています。これが、ハウジングに張り付かない程度の雪離れになれば、もっと飛ぶのではないかと感じました。
総合すると、塗装の劣化によって飛びが悪くなっている可能性が高くなってきました…。結局自分で検証せずとも、ネットで整備屋さんや、詳しい人が書いている通りですね(^^;。K1用シューターは必要なかったかも…。
なるべく余計な手を入れず、原型機の姿を留めるのが私、tacarbonのモットーですが、投雪距離にこだわるあまり、HS80K1のシューターを購入してしまいました…。左がK1シューター、全高約60cm、右がK0シューター、全高約47cmです。
まぁ、すぐに戻せる流用だし、こちらを使っている間にK0のオリジナルの方の塗装を直してやったりできるのでよしとしましょう。
・HS80K0とHS80K1の違い
HS80K0(前期)とHS80K1(後期)は、外観的にはこのシューター、クローラー、コントロールパネル(バックが2速ある)あたりが大きく異なっていて、見分けるときのポイントです。
雪を飛ばすことに関連するオーガ、ブロア周りでは、私の知る限りだと、シューター、ブロアのインペラが異なっています。シューターは全体として13cm程、長くなっています。インペラは、K0のものが四角いベースプレート上に4枚羽となっているのに対し、K1のものは小型の円形ベースプレート上に3枚羽となっています。
・ベースプレートの大きさ
K1を使ったことがないので4枚羽と3枚羽の違いはよく分かりませんが、私の経験では、K0のインペラは、ベースプレートが大きいため、除雪作業後、雪を落としておかないとベースプレートとオーガハウジングの間に挟まった雪が凍結し、インペラが回転しなくなることがあり、この対策としてベースプレートが小さくされたものと思います。
シューター、もしくはインペラのいずれかもしくは双方の違いにより、カタログスペックの投雪距離12m(K0)と15m(K1)の違いになっているものと思われるので、今回シューターを交換してみることとしました。さて、効果のほどは?
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