写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
先日の土日、天気が悪いという情報から、整備を急がなければ、と思っていた矢先、ついに降雪。それも除雪を必要とする降雪量。しかし、わがHS80K0は、エンジンベッドにエンジンを搭載したばかり。オーガ部分はバラバラ…。
土曜日の朝8時ごろから3時間かけてオーガー部をとりあえず組み上げ、エンジンベッドに接続し、なんとか一応使える状態(各種の調整が不完全…)にし、いきなり除雪作業となりました。
やはり、焦って組み上げるとミスが続発。仮締めで本締めを忘れていたボルトがいくつかあり、そのうちの一本は作業中に脱落、紛失するという恥ずかしいミスをしでかしてしまいました…。
しかしながら、今年度の初戦にとりあえず間に合い、十分な働きをしてくれました。
ベアリング交換のお陰か、移動はスムーズ、少し雪の飛びも良くなっているような?
・ベアリング交換開始!
さて、時は少し戻ってさらに一週前の土曜日。オーガのベアリング交換のため、不安のあったオーガドリブンプーリーの外しに取り掛かりました。実は以前にベルト交換をした際、試しにプーリーを固定しているボルトを外そうとしたところ、緩めることができず、一度あきらめていた経過があり、プーリーを外すことはもとより、このボルトを外せるかどうかも大きな心配でした。
・プーリー固定ボルトを外せるのか
やはりメガネレンチをかけて緩めようとすると、オーガドライブシャフトごと回転してしまい、前回同様、上手く緩められません。どうしたもんかな、と考えていたところ、ちょっと危険ですが、シューターの穴から手を突っ込み、インペラを押さえながらメガネレンチを回せばいいのでは、と思いやってみると、ついにボルトを緩めることに成功しました。しかしながら、この方法、もしハウジングとの間に指を挟まれたら大けがするかもしれませんね…。反省。
・問題のプーリー本体
さて、次はプーリー。やはり心配したとおり固着しているようで、CRCを吹いて、手で動かしてもびくともしません。ここで、このために購入した、200mmの直径まで対応している3本爪プーリープーラー。この新兵器を投入しました。
・プーリープーラー
この際、ネット情報では、プーリーを固定していたボルトが入るネジ穴の山をつぶす可能性があるため、センターにポンチで凹みをつけた捨てボルトを用意しこの上からプーラーを使うとよい、という情報があり、これを検討しましたが、オーガドライブシャフトはテーパー状の穴の奥からネジ溝が始まっていてしばらくネジがなく、このようなプーラー等の使用に配慮しているような様子があり、大丈夫なようになっていると判断できたのでそのままプーラーを使用しました。
しかし。この新兵器により、かなりプーリーがしなる状態になってもまったく抜ける気配がありません。もう少し無理にプーラーのボルトを捻じ込み、引っ張ることもできますが、プーリーが変形する心配が強くなり、この日は一旦撤退しました。
・次の一手
頭を冷やしつつ次の手を検討したところ、これまでやったことがなく、自信がないものの、火を使って固着を解除、引き抜くしかないだろうという結論に至りました。
一番、よく分からないのは加熱加減。今回は、ベアリングを交換するため問題ありませんが、加熱しすぎるとオイルシールを破損するということなので、ベアリングのシールを劣化させてしまう心配があるようです。さらには、鉄が熱によって影響を受け、強度が下がるのではないかという心配もあります。ネット情報ではこのような場合、赤熱状態までと書いてあるものもあれば、手で触れられない程度でよいというものもあります。
鉄は550℃くらいで強度が低下する性質があるそう。見た目やや赤黒いような状態になると600℃であるという情報と総合すると、赤熱状態まで加熱するのはやりすぎと思われます。たぶん、ある程度温まるだけでわずかとはいえプーリーが膨張し、固着が取れるというのが正しいのだろうと考え、カセットガスによるバーナーを購入しました。
・炙り作業
翌日、作業へ。バーナーで30秒くらいシャフトをなるべく暖めないよう、周辺を炙ったあと、プーラーをかけチャレンジしてみました。1回目は上手くいきませんでしたが、さらにCRCをキー溝から投入、2回目を試みると、「ガコッ」という音とともに、プーリーが動き、破壊することなく外すことができました。
・次なる問題…
しかし、このプーリーを外すところまでがオーガ部整備の山だと思っていましたが、わがHS80K0のオーガー部は問題だらけでした…。
土曜日の朝8時ごろから3時間かけてオーガー部をとりあえず組み上げ、エンジンベッドに接続し、なんとか一応使える状態(各種の調整が不完全…)にし、いきなり除雪作業となりました。
やはり、焦って組み上げるとミスが続発。仮締めで本締めを忘れていたボルトがいくつかあり、そのうちの一本は作業中に脱落、紛失するという恥ずかしいミスをしでかしてしまいました…。
しかしながら、今年度の初戦にとりあえず間に合い、十分な働きをしてくれました。
ベアリング交換のお陰か、移動はスムーズ、少し雪の飛びも良くなっているような?
・ベアリング交換開始!
さて、時は少し戻ってさらに一週前の土曜日。オーガのベアリング交換のため、不安のあったオーガドリブンプーリーの外しに取り掛かりました。実は以前にベルト交換をした際、試しにプーリーを固定しているボルトを外そうとしたところ、緩めることができず、一度あきらめていた経過があり、プーリーを外すことはもとより、このボルトを外せるかどうかも大きな心配でした。
・プーリー固定ボルトを外せるのか
やはりメガネレンチをかけて緩めようとすると、オーガドライブシャフトごと回転してしまい、前回同様、上手く緩められません。どうしたもんかな、と考えていたところ、ちょっと危険ですが、シューターの穴から手を突っ込み、インペラを押さえながらメガネレンチを回せばいいのでは、と思いやってみると、ついにボルトを緩めることに成功しました。しかしながら、この方法、もしハウジングとの間に指を挟まれたら大けがするかもしれませんね…。反省。
・問題のプーリー本体
さて、次はプーリー。やはり心配したとおり固着しているようで、CRCを吹いて、手で動かしてもびくともしません。ここで、このために購入した、200mmの直径まで対応している3本爪プーリープーラー。この新兵器を投入しました。
・プーリープーラー
この際、ネット情報では、プーリーを固定していたボルトが入るネジ穴の山をつぶす可能性があるため、センターにポンチで凹みをつけた捨てボルトを用意しこの上からプーラーを使うとよい、という情報があり、これを検討しましたが、オーガドライブシャフトはテーパー状の穴の奥からネジ溝が始まっていてしばらくネジがなく、このようなプーラー等の使用に配慮しているような様子があり、大丈夫なようになっていると判断できたのでそのままプーラーを使用しました。
しかし。この新兵器により、かなりプーリーがしなる状態になってもまったく抜ける気配がありません。もう少し無理にプーラーのボルトを捻じ込み、引っ張ることもできますが、プーリーが変形する心配が強くなり、この日は一旦撤退しました。
・次の一手
頭を冷やしつつ次の手を検討したところ、これまでやったことがなく、自信がないものの、火を使って固着を解除、引き抜くしかないだろうという結論に至りました。
一番、よく分からないのは加熱加減。今回は、ベアリングを交換するため問題ありませんが、加熱しすぎるとオイルシールを破損するということなので、ベアリングのシールを劣化させてしまう心配があるようです。さらには、鉄が熱によって影響を受け、強度が下がるのではないかという心配もあります。ネット情報ではこのような場合、赤熱状態までと書いてあるものもあれば、手で触れられない程度でよいというものもあります。
鉄は550℃くらいで強度が低下する性質があるそう。見た目やや赤黒いような状態になると600℃であるという情報と総合すると、赤熱状態まで加熱するのはやりすぎと思われます。たぶん、ある程度温まるだけでわずかとはいえプーリーが膨張し、固着が取れるというのが正しいのだろうと考え、カセットガスによるバーナーを購入しました。
・炙り作業
翌日、作業へ。バーナーで30秒くらいシャフトをなるべく暖めないよう、周辺を炙ったあと、プーラーをかけチャレンジしてみました。1回目は上手くいきませんでしたが、さらにCRCをキー溝から投入、2回目を試みると、「ガコッ」という音とともに、プーリーが動き、破壊することなく外すことができました。
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しかし、このプーリーを外すところまでがオーガ部整備の山だと思っていましたが、わがHS80K0のオーガー部は問題だらけでした…。
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