写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
久しぶりに除雪機、HS80です。
夏の間にメンテをしようと思っていましたが、相変わらず何もしないまま10月となりました。
・駆動系が重いのでは
我が家のHS80K0は、エンジンによらず、人力で移動させる際、非常に重く、数m動かすにも大変な難儀を強いられていました。
他の除雪機をいじったことがないので、「こんなもんかな?」と思っていたのですが、とある業者様のウェッブページを見ていると、HS80K1のトランスミッション内ベアリング交換の記事があり、手でクローラーを回すと、手を離したあと少し惰性で回っている映像が…。本来、そんなに軽くまわるのか?
私にとっては大変な衝撃…。我が家のHS80K0は、駆動系に問題がありそうです。やはり、ベアリングの劣化?それともグリス切れ?。このまま使用していて、もし、ギアが欠けたりした場合には入手が困難です。早めに対処せねば。
・ベアリング発注
この業者様はHS80のベアリングも融通してくださるそう。ホームセンター等でベアリングをそろえた方が安いことは分かっていましたが、一部型番に自信がないベアリングもあるので、この業者様に相談し、トランスミッション内とオーガー関係のベアリングを購入しました。
このときには既に春。夏の間に、と思っていましたが結局作業できず。今年の冬が近づいてきたこともあり、ようやく重い腰が動き、交換作業を開始しました。
・トランスミッション整備
オーガーを分離し、エンジンを降ろしエンジンベッド(シャーシー?)のみにし、いよいよ駆動系です。ドーム型のゴム製フリクションディスクシャフトカバーを外すと、トランスミッション内が見えます。早速カバーを開けてみると…
・状態は悪くないんでは?
ん?グリスは劣化しているものの、まだ機能している感じ?。…ということは…。
疑念を感じつつ、フリクションディスクシャフトを抜くと、シャフトのギア部分の磨耗は想像していたよりもはるかに少なく、良好な状態。シャフトを戻して手で回してみると、スムーズに回ります。むぅ。もしかしてこの作業はしなくても良かったのでは…?
しかしながら、ベアリングも購入してあるので、気を取り直し、交換することにしました。
・ギアの状態は悪くない
写真は清掃後のカウンタギア、ファイナルギア、トランスミッションケースです。よくよく確認すると、カウンタギアに入っているニードルベアリングに気持ちガタが出ていたり、トランスミッションケース側、フリクションディスクシャフトを支えていた6002ボールベアリングが少し傷んでいたりと全く今回の交換が意味がないわけではなかったのですが、我が家の利用環境では走行距離も非常に短く、まだまだ大丈夫であったようです。
・駆動系が重い理由は?
では、なぜあんなに重いのか…。これはまだ確定しているわけではないのですが、分解している途中に原因らしきものに気が付きました。フリクションディスクとドライブディスクの接触は、チェンジケーブルによってクラッチ動作として行われているわけですが、このチェンジケーブルにテンションを与えるために、エンジンベッド下部で、アジャストボルトという調整用のボルトにスプリングがかけられ、チェンジケーブル、クラッチアームにつながっています。
分解時、下面を見てみるとこのアジャストボルトが、走行時に何かにぶつかったようで、ボルト自体は曲がらなかったのもの、ボルトが固定されているエンジンベッドのフレームが45度くらいの角度で後方に曲がってしまい、ボルト全体が斜めになっていました。
このため、有効長が短くなってクラッチが完全に切れていない状態になっていたのではないか、と思われました。
・課題はクリア?次なる課題
フレームの曲がりは修正したので、今度は上手くいくかな?現在、クローラの再組み立てまで終了しました。先の業者様ほどスムーズではないようですが、手で押した感じは軽く、かなり良さそう。
次はエンジンを搭載し、オーガーのベアリング交換に突入せねば。雪が降る前に間に合うかな?
夏の間にメンテをしようと思っていましたが、相変わらず何もしないまま10月となりました。
・駆動系が重いのでは
我が家のHS80K0は、エンジンによらず、人力で移動させる際、非常に重く、数m動かすにも大変な難儀を強いられていました。
他の除雪機をいじったことがないので、「こんなもんかな?」と思っていたのですが、とある業者様のウェッブページを見ていると、HS80K1のトランスミッション内ベアリング交換の記事があり、手でクローラーを回すと、手を離したあと少し惰性で回っている映像が…。本来、そんなに軽くまわるのか?
私にとっては大変な衝撃…。我が家のHS80K0は、駆動系に問題がありそうです。やはり、ベアリングの劣化?それともグリス切れ?。このまま使用していて、もし、ギアが欠けたりした場合には入手が困難です。早めに対処せねば。
・ベアリング発注
この業者様はHS80のベアリングも融通してくださるそう。ホームセンター等でベアリングをそろえた方が安いことは分かっていましたが、一部型番に自信がないベアリングもあるので、この業者様に相談し、トランスミッション内とオーガー関係のベアリングを購入しました。
このときには既に春。夏の間に、と思っていましたが結局作業できず。今年の冬が近づいてきたこともあり、ようやく重い腰が動き、交換作業を開始しました。
・トランスミッション整備
オーガーを分離し、エンジンを降ろしエンジンベッド(シャーシー?)のみにし、いよいよ駆動系です。ドーム型のゴム製フリクションディスクシャフトカバーを外すと、トランスミッション内が見えます。早速カバーを開けてみると…
・状態は悪くないんでは?
ん?グリスは劣化しているものの、まだ機能している感じ?。…ということは…。
疑念を感じつつ、フリクションディスクシャフトを抜くと、シャフトのギア部分の磨耗は想像していたよりもはるかに少なく、良好な状態。シャフトを戻して手で回してみると、スムーズに回ります。むぅ。もしかしてこの作業はしなくても良かったのでは…?
しかしながら、ベアリングも購入してあるので、気を取り直し、交換することにしました。
・ギアの状態は悪くない
写真は清掃後のカウンタギア、ファイナルギア、トランスミッションケースです。よくよく確認すると、カウンタギアに入っているニードルベアリングに気持ちガタが出ていたり、トランスミッションケース側、フリクションディスクシャフトを支えていた6002ボールベアリングが少し傷んでいたりと全く今回の交換が意味がないわけではなかったのですが、我が家の利用環境では走行距離も非常に短く、まだまだ大丈夫であったようです。
・駆動系が重い理由は?
では、なぜあんなに重いのか…。これはまだ確定しているわけではないのですが、分解している途中に原因らしきものに気が付きました。フリクションディスクとドライブディスクの接触は、チェンジケーブルによってクラッチ動作として行われているわけですが、このチェンジケーブルにテンションを与えるために、エンジンベッド下部で、アジャストボルトという調整用のボルトにスプリングがかけられ、チェンジケーブル、クラッチアームにつながっています。
分解時、下面を見てみるとこのアジャストボルトが、走行時に何かにぶつかったようで、ボルト自体は曲がらなかったのもの、ボルトが固定されているエンジンベッドのフレームが45度くらいの角度で後方に曲がってしまい、ボルト全体が斜めになっていました。
このため、有効長が短くなってクラッチが完全に切れていない状態になっていたのではないか、と思われました。
・課題はクリア?次なる課題
フレームの曲がりは修正したので、今度は上手くいくかな?現在、クローラの再組み立てまで終了しました。先の業者様ほどスムーズではないようですが、手で押した感じは軽く、かなり良さそう。
次はエンジンを搭載し、オーガーのベアリング交換に突入せねば。雪が降る前に間に合うかな?
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