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写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
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除雪機のオフシーズンになると、本ブログはたいてい放置となります。大変よろしくありません…。

・R18号脇の動輪 
 さて、表題のD51 903 第4動輪ですが、数年前、坂城町に保存されている、D51 245を撮影に行った帰り、国道18号線(R18)の道端で目に留まりました。
 もう数十年前になりますが、当時東京へ年に数回車で行っていた頃にも、そういえば気が付いていたような。埋もれた記憶です。もし、当時この動輪を見ても、きっと何も分からなかったと思いますが、最近の私は「刻印」というものを知っています。これは調査に行かねば。

・見学
 展示位置は、長野県千曲市戸倉駅付近。今井という交差点の付近です。この辺りのR18は幅員が狭く、車をどこに留めようか、と心配しながら行きましたが、すぐ脇がローソンでした。
 ローソンで買い物をした後、見学。

・個人の所有物の様子
 この敷地は明らかに一般の民家の敷地。ご主人が鉄道趣味なのでしょうか…。たとえ動輪だけとはいえ、保存していただいた上、展示もしていただき感謝です。
 塗装が剥げかけていて、数年は再塗装していなそう。道路側の刻印を探すと…ありました、D51 908…いや、903かな?□4 うーん、RのようだがLにも見える…。
 では道路の逆側。ふむ、D51 903 L4。はっきり読めます。ということは、表側はR4です。

・D51 903は…
 D51 903号機の第4動輪ということのようです。家に帰り、D51 903号機を調べてみると、亀山機関区、中津川機関区に所属していた機関車だそうです。ネットの写真ではかまぼこドームの戦時型。中津川機関区に所属していた縁でしょうか。

・実は映画の主役となった機関車だった
 D51 903でインターネットを調べていると、「大いなる旅路」という映画で、主人公が昔乗車していた機関車として出てくるのがD51 903。インターネットにある動画で解体されているD51はまさしくD51 903の本物なのでしょうか。この動輪の所有者の方は、ファンだったのかもしれません。


(Photo Latte(ID Tacarbon) でアップしているものとは別カットです)

(道路の逆側の刻印)
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 保存蒸気機関車です。昨年末、梅小路機関区に行って来て、題材候補は沢山ありますが、やる気のない撮影をしてきたため、ブログへ掲載するのがためらわれており、このカテゴリーも充実しません。しかし、以前も宣言したとおり、資料写真ということで割り切って行きたいと思います。
 今回は、比較的近間にあり、いつでもいける保存蒸気、9646です。

・自由に見学できる!
 状態はあまり変わったように思えませんが、この機関車、乗り降りが特に規制されていません。
 運転席に上ったり、釜の口をあけたりといろいろできます。
 今回、初めて子どもと一緒に行きましたが、子どもを上らせると、結構高くて怖いですね。やはり、蒸気機関車は大きいものなんだなぁ、と改めて思いました(9646はD51とかに比べると小さいのですが(^^;)。親のそんな気持ちは知らず、子ども達は大喜び。展示方法もいろいろありますね。一長一短です。

・ねじ式(イギリス式)連結器
 今までは、あんまり気にせずに見ていましたが、この9646、機関車トーマスに良く出てくる、バッファーがついています。イギリスの機関車の連結器と同じもので、日本は鉄道導入時にこの形式で、9646は当初、この状態だったそうです。大正15年に、一斉に現在も使用されている、自動連結器に切り替えられ、9646も自動連結器に交換されていましたが、「蒸気機関車その100年」という映画に9600(9600形の1号機)の役で出演した際に、当初の姿に戻され、今に至るそうです。

・外された自動連結器
 今回、9646を見に来た目的は、このねじ式連結器に戻す際に外した自動連結器が機関車の脇に置いてあるという情報を見たため。そんなのあったかなぁ、と思って現地へ行くと、確かにありました。
 その連結器、写真撮ったと思うのですが、見つかりません…とりあえず現状の姿のみ。


 D51 245と同じ日に見学してきたD51 1001です。場所は、千曲市更埴市民体育館駐車場です。
 道路に面して非公式側(右側)、公式側(左側)は建物駐車場に面しているため、基本的に全面自由に見られ、撮影もある程度距離をとって撮影可能です。もっとも、施設の性格上、公式側で駐車車両を入れずに撮影することは難しいかも。

 車両の状態は、経年の錆等で傷んでいますが、最近塗装を行ったようで、ぱっと見は綺麗です。
 運転室への立ち入りは出来ない模様。プレートは、基本的にイミテーションのようですが、公式側の側面プレートのみ、本来のプレートのようです。他のものは、黒地に金文字ですが、ここのみ、赤地に金文字、赤地部分は錆で浮き上がっていました。

 この前面道路、数回通っていますが、これまで、この車両には気がつきませんでした…。
 なかなかの存在感を放っているのに…。旧後町小学校で300mmで撮影した、D51 549の写真がなかなか良く、長玉が良さそうと思っていたので、A200/2.8G+A7D(135フルサイズで300mm相当)で撮影しました。間に来る障害物の関係で間合いが難しく、上手い具合のカットはあまりありませんでしたが、この写真はかなり意図した感じです。
 もっとも、同じ手法で直前のD51 245も撮ろうと思っていましたが、スペースの都合上、引きが取れず、あちらは長玉のものは全滅でした。やはり時と場合によりますね。300mmは扱いが難しいので、次回は、200mm位でやってみたいと思います。


 先日、長野県坂城村に保存されている、D51 245を見てきました。ちょっと勘違いしており、この機関車の保存状態が大変良いと思っていましたが、違う機関車でした。この機関車は、結構傷んでいます。
 機関車は、非公式側(右側)を公園側に置かれています。一瞬、違和感があったのは、前部にボルトが目立っていたこと。なんだろう、と思いよく見ると、給水暖め器のカバーが取れているようでした。

 前日に雪が降った為、機関車の上に雪が残っていました。
 周りの雪と寒さにより撮影意欲、見学意欲が減退してしまい、刻印探しも一箇所、D51 245と打たれているのを発見したのみで撤収してきました。
 本機、私の近所というわけではないのですが、一番身近にある保存機です。たびたび見に行っています。ナンバープレート始め多くの部品が盗難に遭っているほか、煙突から進入する雨水により、ボイラーに穴、シリンダーに穴とかなりの損傷。
 なんとかして欲しい…と思っていたところ、2013年6月頃、新聞に保存会が手入れを行ったとの記事が。早速行ってみたところ、撮影したのが次の写真です。

 損傷部は修繕されていませんでしたが、塗装を直してもらうだけでも印象はだいぶ良くなりました。ナンバープレートなしだとちょっと「のっぺらぼう感」がありますが、なんにしても手を入れてもらったことは良いことです。…と喜んでいたら…。

 

 2013年9月に再訪したところ、ナンバープレートが!。木製でのイミテーションのようですが、プレートがあるとないとでは大違い。非常によくなりました。あとは、煙室扉ハンドルでしょうか!。
 …プレートが少し右下がりなのはご愛嬌。
 保存会のみなさん、がんばってください!
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