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写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記

 なるべく余計な手を入れず、原型機の姿を留めるのが私、tacarbonのモットーですが、投雪距離にこだわるあまり、HS80K1のシューターを購入してしまいました…。左がK1シューター、全高約60cm、右がK0シューター、全高約47cmです。

 まぁ、すぐに戻せる流用だし、こちらを使っている間にK0のオリジナルの方の塗装を直してやったりできるのでよしとしましょう。

・HS80K0とHS80K1の違い
 HS80K0(前期)とHS80K1(後期)は、外観的にはこのシューター、クローラー、コントロールパネル(バックが2速ある)あたりが大きく異なっていて、見分けるときのポイントです。
 雪を飛ばすことに関連するオーガ、ブロア周りでは、私の知る限りだと、シューター、ブロアのインペラが異なっています。シューターは全体として13cm程、長くなっています。インペラは、K0のものが四角いベースプレート上に4枚羽となっているのに対し、K1のものは小型の円形ベースプレート上に3枚羽となっています。

・ベースプレートの大きさ
 K1を使ったことがないので4枚羽と3枚羽の違いはよく分かりませんが、私の経験では、K0のインペラは、ベースプレートが大きいため、除雪作業後、雪を落としておかないとベースプレートとオーガハウジングの間に挟まった雪が凍結し、インペラが回転しなくなることがあり、この対策としてベースプレートが小さくされたものと思います。

 シューター、もしくはインペラのいずれかもしくは双方の違いにより、カタログスペックの投雪距離12m(K0)と15m(K1)の違いになっているものと思われるので、今回シューターを交換してみることとしました。さて、効果のほどは?
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 本機、私の近所というわけではないのですが、一番身近にある保存機です。たびたび見に行っています。ナンバープレート始め多くの部品が盗難に遭っているほか、煙突から進入する雨水により、ボイラーに穴、シリンダーに穴とかなりの損傷。
 なんとかして欲しい…と思っていたところ、2013年6月頃、新聞に保存会が手入れを行ったとの記事が。早速行ってみたところ、撮影したのが次の写真です。

 損傷部は修繕されていませんでしたが、塗装を直してもらうだけでも印象はだいぶ良くなりました。ナンバープレートなしだとちょっと「のっぺらぼう感」がありますが、なんにしても手を入れてもらったことは良いことです。…と喜んでいたら…。

 

 2013年9月に再訪したところ、ナンバープレートが!。木製でのイミテーションのようですが、プレートがあるとないとでは大違い。非常によくなりました。あとは、煙室扉ハンドルでしょうか!。
 …プレートが少し右下がりなのはご愛嬌。
 保存会のみなさん、がんばってください!

・スリングショット202AW
 さてさて、このカメラバッグだいぶ使い込みました。しかしながら、これまでスリングショットシリーズを使用している人を見たことがなかったのですが、このほど、子どもを連れて行った八景島シーパラダイスで、初めてスリングショットを使っている人を見かけました。
 その方は、D600ともう一機のデジタル一眼を使用しているようでした。僕の使っているものと一瞬違うように見えたので、「新型出たのか?」と思いました。帰宅後、検索してみましたが、新型は出ていないようですね…。とすると、ちょっとスタイリッシュに見えたのでスリングショット102AWだったかも?

・私にしてはめずらしく成功したが
 大抵、悩んで買った機材はあまり使えないのですが、このスリングショット202AWとパスポートスリングは双方、十分に期待に応え、大成功と言える機材です。カメラを持っていくときは、ほぼ、これのどちらか、または双方を持ち歩いています。
 ほぼ満足なこのコンビですが、このコンビでかつ本、書類を持っていかなければならない場合には結構困ります。このケースの場合、スリングショット202AWをあきらめ、コンプトレッカーとパスポートスリングという組み合わせにしていくこともあります。

・小さな本ならメイン気室の上に入れられる
 しかし。最近、スリングショット202AWでも、B5位のサイズで、1cm位の厚さであれば、本を持っていけることに気がつきました。この場合、どこに入れるかというと、メイン気室のカメラの上。ここに本を置くと、1cm位の厚さであれば、そのままチャックを閉じることができます。
 このまま、カメラをサイドから出しても、本は仕切りの上で橋のようになり、落ちてこないので邪魔にならず、支障ありません。本があまり小さなサイズだと、落ちてきてカメラを使用する際に邪魔になるかもしれないです。

 もう一箇所、オールウェザーカバーの入っている空間にも、A5位の紙数枚を入れることもできます。ここは、本も入らないことはないのですが、重量があると落ちる危険があるので重要な書類、本は入れられません。無くなってもいいようなパンフレット等なら突っ込んでおくことができます。
 
・もっと大きな本が運べれば
 メイン気室の本輸送はなかなか使えます。A4くらいの書類を入れられれば最高なんですが…高望みしすぎですね。


・冬の白い放物線
 ガバナスプリング、部品がお店に到着したとのことで、受領しにいってきました。
 その帰り道、信号待ちをしていると、交差点のむこうで、10mくらいの白い放物線が見えました。この時期なのでまず除雪機?と思いましたが、もし除雪機ならあんなに飛ばないのでは?と思い返し、とすると、消防団ポンプの放水か、と考えました。しかし、この季節に、放水訓練はあんまりしないだろうし…。やはり除雪機以外はない、と最終的に結論づけ、通りがかりに見てみました。

・小型でもかなり雪が飛んでいる 
 結果は、やはり、小型除雪機。しかも、わがHS80の8馬力級か、それ以下のタイプです。
 むぅ…。かなり雪が飛んでいますねぇ…。カタログスペック的には、最近の小型機では15m程度。わがHS80K0は最大12m(K1は15m)。となると、あそこまで飛ばないにしても、もう少し飛ぶはず。やはりうちのHS80は飛びがよくないことが分かりました…。ちょっと力が入ってきました。

・ガバナスプリング新旧比較 
 家に着くと、さっそく、ガバナスプリングを交換。写真は新スプリングと旧スプリングです。旧品の方が端部の処理よいですね。新、旧の伸びは同様で劣化しているわけではないようです。確認できましたが、念のため交換しました。

・パイロットスクリュのテスト調整 
 あわせて、回転数調整。いままで、回転計がなかったのでまったく調整していませんでしたが、回転計が届いていますので、パイロットスクリュから調整。
 締め込みすぎると、スクリュに段をつけてしまうことがあるそうなので、外した旧キャブレターでまず練習。旧キャブレターのパイロットスクリュをドライバーで回してみます。
 ふむ、こんな感じで全閉なのか…。しかし、3回転以上回るとはどういうことだ?合っていなかったってことだなぁ(^^;。

・パイロットスクリュの本調整 
 次に、本番です。まず、パイロットスクリュをそっと締めこんで、と……ん?3回転以上まわった?こっちもか?
 キャブレターが新品だったので、パイロットスクリュは最初から規定の1と1/2回転あたりにあると思っていましたが、3回転以上の緩んだ場所でした。ふむ、やはり確認せねばならんのですね(当たり前(^^;)。

・アイドリング回転数調整 
 さて、一番締めこんだ場所から、パイロットスクリュを1と1/2回転戻し、これでよいはず。
 エンジンをかけてみる。一発始動!。おおっ!これまでにない安定回転!。やはりパイロットスクリュは重要でした。さっそくアイドル回転を調べてみると、2000回転。ふむ。ちょっと高めだったんですね。キャブのスロットルストップスクリュを回し、マニュアルどおり1700回転程度に調整しました。

・最大回転数の調整 
 次に懸案の最大回転計測。結果は4000回転。ふむ。規定より回ってますね。回転があるということは、パワーが出るのですが、冷却や各部への負担(ご老体ですので…)を考え、やはり規定の3600回転程度へ調整。コントロールベースの5×20mmスクリュ(正式名称不明。コントロールレバーストップスクリュ?)を回して合わせました。

・次の課題 
 …ということは、この間、すこし飛距離がでるようになったのは、回転が上がったせいで、今回のこの調整によりまた元(最大6m程度)に戻ってしまうと思われます。残ったのは、シューター内面の塗装。しかし、塗装だけでこうも飛ばないものなのかなぁ?

 D200のテスト撮影も兼ねて、近間の保存SLを見てきました。
 篠ノ井市民会館に保存されている、D51 921です。状態は比較的良いようです。にわかファンなのであまり詳しくないのですが、最近、主要パーツに車体番号の刻印があることを知り、本車両の刻印も探してみました。車体左側(公式側)が、駐車場と反対なので、こちらの方が刻印がありそう、と探してみましたが、一箇所、かろうじて刻印があることがわかるものの、なんと打ってあるのか分かりませんでした。次に駐車場側の右側(非公式側)を探してみると、こちらは数箇所判読でき、D51 921と打ってあり、この車両はD51 921に間違いないようです。
 と思っていたら、一箇所妙な刻印が。


 小さ目の文字で、「D51 921」と打ってある下側に、やや大きい文字で「D51 173」と打ってあり、二重取り消し線(もしくは三重取り消し線)で抹消してあるように見えます。173号機の部品を流用したのでしょうか?

 運転室へは、階段が取り付けられていて、登ることができます。
 しかし、炭水車との連結部分まではいけますが、その先は鉄の柵が取り付けられており、運転機器等へ触ることはできません。
 しかし、そのお陰か、これまで僕がみた車両の中では、一番機器等がそろっているように思いました。また、火室が開いた状態で展示されています。
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