写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
さて、平成26年の冬も、この数年のパターンどおり、12月に結構な量の雪が降り、HS80K0の出番が多くなるという状況です。もう既に、5回ほど使用しました。このパターンを予想しつつ、HS80K0の整備を急いでいたわけですが、結局予定の作業がすべてできず、特に塗装に全く手をつけることができず、実戦投入となりました。
・足回りは好調
これまで、未整備かつ若干の症状があって、危険を感じていたクローラー周りの走行系ですが、今回、一通り分解、ミッションケース内のベアリング交換を実施したため、やはりスムーズになっています。フリクションディスクのあたり調整が不十分のため、1速で除雪中、クローラーが動かないことがありますが、これは調整で直ると思います。手で押したときも、まずまずの負荷で動き、潤滑も十分であることが分かっている為、これまでのように恐る恐る使用しなくてもよいことが非常によいです。
・オーガドリブンプーリーを外し、分解
また時間を戻して、オーガドリブンプーリーをやっと外したあとの話です。
オーガドリブンプーリーをようやく外し、ついにベアリング交換へ突入。オーガハウジングの左右サイドカバーを外しオーガ駆動系(オーガドライブシャフト、オーガシャフト、トランスミッションケース)と3つのベアリングを取り外しました。
・ウッドラフキーのキー溝が…
ドライブシャフト、オーガシャフトとも錆がひどく、錆を落としていると、ドリブンプーリーのウッドラフキーのキー溝に何か違和感…。
うぉ!キー溝周辺が欠けている(T-T)。キー溝の本来の深さを1とすると、深いところで0.8くらいのところまでキー溝が欠けてる部分があります。大きな力がかかって欠けたのでしょう。
しかし、今回、プーリーを抜いた時には、中には破片はありませんでした。おそらく、以前の損傷で、その後に一回は分解されていると思われます。その後、これまでの作業を耐えてきた実績、残りの溝の面積を勘案すると、いきなり使用不能になったり、傷が拡大したりする可能性は少ないと思うので、とりあえず、このまま使用しますが、負担のかかる作業は慎重にいかねば。
・修理案1 オーガドライブシャフト、ドリブンプーリーをK1のものへ交換
後期型(K1)では、オーガドリブンプーリーとドライブシャフトの接続部分は、K0のキー式からスプラインに変更されているそうです。これはこの部分に力がかかり、このような破損が多いため、より大きな力に耐えられるように改良されたのではないでしょうか。
K0とK1のオーガドライブシャフトの軸直径は、使用しているベアリングが同じことから同じであり、ハウジングもこの部分には変更がないようなので、ドライブシャフト、ドリブンプーリをセットで交換することでK1仕様にできそう。現在、オークションには出物がないようですが、春先あたりになれば出てくると思うので、その際に交換するのが良さそう。この場合、剛性が上がりますが、費用が結構かかりそう。
・修理案2 ドライブシャフトを溶接で修理
もう一つ考えつくのは、溶接で欠けた部分を盛って直す方法。知り合いの鉄工所に持ち込めば、安価に溶接してもらえるので、溶接後、キー溝を同じように削れば費用が殆どかからないで修理可能。ただし、この場合はオーガトランスミッションをばらし、オーガドライブシャフト単体の状態にして溶接してもらう必要があるため、少なくともオーガトランスミッションのガスケットを交換する必要がでてきます。このガスケットは部品供給がないため、自分でガスケット紙から作る必要があり、それなりの手間がかかります。
さらに、せっかくオーガトランスミッションを開けるのであれば、ベアリング、オイルシールも交換したい…。この方法の場合、完成まで時間がかかるので、やるとすれば今季中の修理は無理。
うーん、どちらがよいでしょうか。いずれにしても、結構大きな問題が発覚しました…。
・足回りは好調
これまで、未整備かつ若干の症状があって、危険を感じていたクローラー周りの走行系ですが、今回、一通り分解、ミッションケース内のベアリング交換を実施したため、やはりスムーズになっています。フリクションディスクのあたり調整が不十分のため、1速で除雪中、クローラーが動かないことがありますが、これは調整で直ると思います。手で押したときも、まずまずの負荷で動き、潤滑も十分であることが分かっている為、これまでのように恐る恐る使用しなくてもよいことが非常によいです。
・オーガドリブンプーリーを外し、分解
また時間を戻して、オーガドリブンプーリーをやっと外したあとの話です。
オーガドリブンプーリーをようやく外し、ついにベアリング交換へ突入。オーガハウジングの左右サイドカバーを外しオーガ駆動系(オーガドライブシャフト、オーガシャフト、トランスミッションケース)と3つのベアリングを取り外しました。
・ウッドラフキーのキー溝が…
ドライブシャフト、オーガシャフトとも錆がひどく、錆を落としていると、ドリブンプーリーのウッドラフキーのキー溝に何か違和感…。
うぉ!キー溝周辺が欠けている(T-T)。キー溝の本来の深さを1とすると、深いところで0.8くらいのところまでキー溝が欠けてる部分があります。大きな力がかかって欠けたのでしょう。
しかし、今回、プーリーを抜いた時には、中には破片はありませんでした。おそらく、以前の損傷で、その後に一回は分解されていると思われます。その後、これまでの作業を耐えてきた実績、残りの溝の面積を勘案すると、いきなり使用不能になったり、傷が拡大したりする可能性は少ないと思うので、とりあえず、このまま使用しますが、負担のかかる作業は慎重にいかねば。
・修理案1 オーガドライブシャフト、ドリブンプーリーをK1のものへ交換
後期型(K1)では、オーガドリブンプーリーとドライブシャフトの接続部分は、K0のキー式からスプラインに変更されているそうです。これはこの部分に力がかかり、このような破損が多いため、より大きな力に耐えられるように改良されたのではないでしょうか。
K0とK1のオーガドライブシャフトの軸直径は、使用しているベアリングが同じことから同じであり、ハウジングもこの部分には変更がないようなので、ドライブシャフト、ドリブンプーリをセットで交換することでK1仕様にできそう。現在、オークションには出物がないようですが、春先あたりになれば出てくると思うので、その際に交換するのが良さそう。この場合、剛性が上がりますが、費用が結構かかりそう。
・修理案2 ドライブシャフトを溶接で修理
もう一つ考えつくのは、溶接で欠けた部分を盛って直す方法。知り合いの鉄工所に持ち込めば、安価に溶接してもらえるので、溶接後、キー溝を同じように削れば費用が殆どかからないで修理可能。ただし、この場合はオーガトランスミッションをばらし、オーガドライブシャフト単体の状態にして溶接してもらう必要があるため、少なくともオーガトランスミッションのガスケットを交換する必要がでてきます。このガスケットは部品供給がないため、自分でガスケット紙から作る必要があり、それなりの手間がかかります。
さらに、せっかくオーガトランスミッションを開けるのであれば、ベアリング、オイルシールも交換したい…。この方法の場合、完成まで時間がかかるので、やるとすれば今季中の修理は無理。
うーん、どちらがよいでしょうか。いずれにしても、結構大きな問題が発覚しました…。
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