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写真、機材、史跡等々についてのつれづれ日記
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・iPhone派ではなかった
 私、tacarbonはこれまで、Androidを使用していました。初めてのスマホは、Z3C Compact。3年ほど前に壊れ、それ以降はSharp SH-01Kです。これも相当古いですが、一応今のところ使用可能です。
 妻はiPhone6が最初のスマホで、現在、iPhone8を使っています。
 iPhone6で2回ほどバッテリー交換、iPhone8で1回バッテリー交換をしたりしており、Android派でありながら、iPhoneも数回分解整備したことがあり、まったく知らないわけではありません。

・ドローンのコントローラー
 さて、今年4月頃、ドローンなるものを導入しました。DJI製で、スマホをコントローラーの画面にする機種で、SH-01Kを当初使っていましたが、屋外だと液晶が暗く、操作しにくいです。この話を職場の友人にしたところ、機種変更で不要になったiPhone7をプレゼントしてくれました。iPhone7をコントローラーにしたところ、日中でも液晶が明るく、操作が快適になり、以降ドローン用にはiPhone7を使用するようになりました。

・子供たちのスマホ
 子供もそれなりに大きくなり、野球チームや部活動で別行動する場面も出てきました。一応学校では「スマホを持たせない」ことになっていますが、連絡が必要な場面がどうしてもでてきます。
 Povoなどの格安Simで、別行動の時に限り、長女と長男にスマホを持たせることにしました。
 長女にはドローン用のiPhone7、長男にはiPhone6です。

・家族でのやりとにはgoogle chat
 スマホでのやり取りには、電話をするか、LINEか、というのが普通だと思いますが、まだLINEは早いと考えました。代わりのツールを考えたところ、google chatがよさそうです。おおよそLINEと同じように使えます。家族同士はgoogle chatを使うことにしました。
 実際使い始めてみると、LINEと異なりデバイスが変わっても会話の履歴がそのまま引き継がれることから柔軟性が高く、LINEよりも気に入っています。

・2023年のiPhone6
 しばらく使用していなかったiPhone6ですが、2回目のバッテリー交換の後、あまり使い込まれていないのでバッテリーは100%。さすがに重くて使えないか、と思いましたが、再度設定してみると、YouTubeを見たり、ブラウザでWebをみたり程度ならばほぼ不自由ありません(重さは私のメイン機、SH-01Kと同じくらい…。)。十分実用できます。

・インストールできないアプリも(最終的にはインストールできました)
 最も使いたいgoogle chat。現バージョンは、iPhone6(iOS14)にインストールできません。万事休す、と思いましたが、同じAppleIDで現行バージョンをインストールした後だと、履歴からインストールすることで、旧バージョンのインストールができました(iPhone7に入れた後、履歴からiPhone6にインストールする)。この方法で、google chat環境を整備しました。

・google chatには制限が
 google chatはバージョンアップでグループチャットの機能が変更になったようです。iPhone6にインストールできるバージョンでは、グループチャットが見れない障害があります。我が家ではとりあえずグループチャットを使わないことでこの障害を回避することにしました。

・iPhone楽しい
 子供のiPhoneを設定していると、iPhoneがなかなか優れたデバイスであることがわかってきました(以下、次回)
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SHARP デジタルコードレス電話機 子機修理編

・SHARP UX-D56CL
 我が家の電話機は、UX-D56CLという、2006年7月発売の、すでに15年が経過したモデルです。FAX付き電話機親機(UX-D56)とコードレス子機(JD-KS11)1台のセットです。リビングに親機を置いて、2階の寝室に子機を置いて、問題なく使用していました。

・液晶が薄くなっていく
数年前、子機JD-KS11の液晶が薄くなってきました。液晶から出ているフレキと基盤の接続部の接触不良を疑い、一回分解、組み上げたところ、一応復活したので、予想通りだったのだろう、とその時は思いました。

・その後再発、以降まったく表示せず、液晶故障
しかし、その後冬になったころ、液晶が表示しなくなりました。液晶にはなにも表示されないものの、電話としては使用可能です。電源部の故障と考え、私には修理が無理かなぁと思い、そのまま使用していました。

・町内会の班長に
しかし、最近、町内会の班長になりました。ときどき電話が来るので、ナンバーディスプレイを使ったりするのに支障があるため、再修理を行ってみることにしました。

・再修理できず
 とりあえず、何度か液晶接続部分を外して試してみましたが、表示が出ることはありませんでした。仕方がないので、オークションで液晶ユニットが生きていそうな個体を入手することにしました。私がチャレンジした時点(R2年9月)で、ジャンクっぽいもので1台1000円~3000円ほど。正常動作品は1万円くらいのものもあります。
 液晶正常、スピーカーが不良のもの、子機のみ1台と、予備に動作確認なしのもの子機+充電器セットを1台の2台を落札しました。

・2台とも液晶不良
 さて、届いてみて電源を入れてみると…。液晶正常の謳い文句だったスピーカー不良機の液晶が表示されません!むぅ。偽りあり…。では、動作確認なしの方は…。なんと、こちらも液晶の表示が不可です。どちらも他の機能には支障ない模様。結局手持ちと合わせ3台、同じ状態のものがそろってしまいました。

・JD-KS11の液晶は欠陥品では
 オークションの出品状況を見てもほとんどが液晶不良。いくら古いとはいえ、故障率高すぎではないでしょうか。「JD-KS11 液晶」あたりで検索していると、後継機の子機、CJ-KV31の液晶修理記事が。液晶から出ているフレキの付け根の部分が剥がれ、導電しなくなっていることによる不良だそうです。
 なるほど、私のKS11もおそらくこの状況では。本サイトでは、液晶付け根に圧着するためのパーツを挿入し、常に接触させることで修理していますが、私の液晶は、付け根を押したりしてみても表示が変化せず、事例機よりも重症のようです…。

・異方導電性接着剤(シート)
 さらに検索していると、液晶のフレキを液晶に接着しているのは、異方導電性接着剤(シート)という、熱をかけながら圧力をかけると複数の層の導電体が接触し通電するようになり信号線を形成するが、他の部分は導通しない、という材質だということが分かりました。
 さらに、異方導電性接着剤が剥がれてしまった液晶は修理可能であり、アイロンを使って再圧着修理を行っている事例が多くあることが分かりました。
 では、私のJD-KS11の液晶も修理できるのでは?

・アイロンでの再圧着
 さて、JD-KS11は3機あり、テストには事欠きません。とりあえず1機(3号機)の液晶部品を抽出しました。フレキがZ状に折り曲げられてコネクタに接続されていて、この折り畳み方が剥がれを呼んでいるような気がします。とりあえず、Zを伸ばさないで折り曲げたままにしたほうが良さそうなので畳んだ状態でアイロン台に。あて布をしようかとも思いましたが、直接行くことにしました。中-高ぐらいが良いそうですので、中高にセット。
 十分温まったところで、アイロンの端を液晶のフレキ接続部分にあて、数秒おさえてから冷やしました。

・無事復活
 Zをなるべく伸ばさないよう、修復した箇所に負担がかからないよう注意しながら組み上げ、テスト。
 おお!液晶が復活しました。気をよくして1号機、2号機にも施工。
 問題なく、3機とも復活!

・3機体制で運用
 我が家は4LDKです。それほど大きくないので階段で大声を出せばすべての部屋と会話可能で必ずしも子機は必要ありませんが、内線として子供部屋、1階和室に配備しました。
 なかなか便利です。

・3号機のスピーカー
 1号機は、もともと我が家にあった子機。2号機は動作不良だった機体で、液晶が直った今、完動品となりました。残る3号機はスピーカー不良機です。
 3号機も最大音量にすれば一応使える、という認識でしたが、数回使ってみたところ、実際に通話すると最大音量でも聞き取りづらく、3号機のスピーカーを修理したくなりました。
 小型のスピーカーをインターネットで探すと、800円~1000円。送料も考えると中々な出費。しかもスピーカーの特性が良く判らないので今より改善する補償はありません。ならば、修理用のJD-KS11を入手し移植するのも1手(入手機の方が状態がよく、修理できないという無限ループの可能性も…)。

・漢字表示もほしい
 さて、親機UX-D56は、漢字表示ができ、1つの登録に2つの電話番号が登録できるタイプです。子機JD-KS11は、カナ表示で1つの登録が表示できるタイプです。このため、親機から電話帳を転送すると、漢字部分と2つ目の電話番号が切り捨てられ登録されます。逆に子機から親機に電話帳を転送すると、カナと第1電話番号のみが親機に登録されます。
 UX-D56と接続できる子機には、JD-KS11以外にもいくつかあり、特に似たタイプにJD-KS21というものがあります。JD-KS21はJD-KS11の上位互換で漢字が表示でき、電話番号が2つ登録できるタイプ。
 これを4号機または3号機代機として欲しい…。

・JD-S10CL/W
 JD-KS11とデザインが近い子機は、上位互換のJD-KS21ですが、JD-KS10という子機が存在していることを知りました。JD-KS10は、JD-S10Cの子機として付属している専用子機で、単品販売はされていないもののようです。外観はほぼJD-KS11/21と同じですが、JD-KS11では、ゴム丸ボタンだったものが、ボディ一体型の四角いプラスチックボタンに変更されてることと、一部のボタンにイルミネーションが入っていること。液晶もオレンジから白になっている点が異なっています。
 しかし、表示関係は漢字が表示可能、第2電話番号も登録できるなど、JD-KS21とそっくりです。JD-KS21はあまりタマ数がありませんが、JD-KS10は結構なタマ数があり、値段も安い。ネット情報を調べると、UX-D56の子機としてJD-KS10を使っていた方がおり、接続はできそう。3号機代機、4号機としてこれを買ってしまえばいいのでは…。

・JD-S10CWを落札
 うまい具合に程度のよいJD-S10CWの出品があり、落札できました。結果、2機のJD-KS10がやってきました。
 早速テスト。記載の通りバッテリーが寿命であることを除けば、動作も問題なし。
 例の隠しコマンド「決定*#1111」でUX-D56に接続。情報通り子機登録できました。

・年月日登録
 さて、子機の時刻合わせ…ん?JD-KS11には無かったけれど、年月日も登録できるのか?では登録…「失敗しました」あれ?
 どうやら、JD-KS10は、親機に通話機能や番号ボタンがないため、子機から親機に時刻を登録する仕様のようです。このため、年月日も設定できるようになっていますが、我が家のUX-D56は子機からの時刻登録を受け付けず、このようになるようです。なるほど…。

・電話帳の転送機能がない
 では、親機から電話帳を転送…「子機を確認してください」。2、3回試しましたがエラーになります。ではほかの子機から転送ならばどうだろう。…結論的には、こちらもだめです。規格が変わったのか、JD-KS10に電話帳を転送できません。
 むぅ。個別登録はいやだなぁ。せめて、JD-KS10同士はどうだ?あれ、「転送」コマンドがない…。
 インターネットを調べたところ、JD-KS10には転送機能がなく、JD-S10CWは2個の子機JD-KS10があるわけですが、転送ができないため、同じ番号を双方で登録するしかないそうです。
 そうか…。まぁ、固定電話で新しい電話番号登録はそんなにしないからいいか。

・親機の呼び出し
 では、試しに親機を呼び出してみようと「内線」ボタンを押す。子機1…子機4。親機が選択できません。そう、JD-S10Cの親機は受話器やボタンがないため、親機を呼び出す必要がなく、内線で呼び出せるようになっていないようです。このため、UX-D56で使う場合はKD-KS10から親機への内線ができないことが分かりました。
 ちなみに、親機からJD-KS10を呼び出すと、JD-KS10のディスプレイには「子機5」として表示され、通話はできました。

・UX-D56とJD-KS10の組み合わせは一部難あり
 漢字表示ができ、基本機能上は子機として使用できますが、上記のとおり、電話帳転送機能がない、内線で親機を呼び出せないという問題がありました。片方のJD-KS10のスピーカーをスピーカー不良の3号機に移植することも考えましたが、JD-KS10の程度が良いため、勿体無いと考え、この案は中止しました。

・JUNK4台セット
 やはりJD-KS21が必要。しかしあまり高いのは…と思いながらオークション等を検索。JD-KS21はタマ数が少なく1件しかありません。これは、SHARPの子機4台JUNKのセットで、JD-KS11、JD-KS21、JD-KS17、JD-KS25です。値段は3K。少し高い感じです。
 JD-KS11は動作不良。JD-KS21、JD-KS17、JD-KS25は「液晶の不良」、「文字の表示がされない」、とのこと。JD-KS11以外はいずれも液晶系?
 JD-KS11の動作不良の内容が気になりますが、スピーカーは使えそう。JD-KS21の液晶は例の作戦で治るとすれば、JD-KS11の修理、JD-KS21購入で1台1.5k。JD-KS17、JD-KS25は充電器がないので、仮に修理ができてもまたコストがかかってしまう。ハードオフ等で処分すればいいか…。
 とおおむねそのように考え、落札しました。

・JD-KS11以外は動作品
 さて、到着して早速電池を入れてテスト。JD-KS11は電源が入りません。完全な故障機のようです。これならば気兼ねなくスピーカーを摘出できます。
 主役のJD-KS21のテスト。…液晶の表示は正常。その他の動作も異常無いようです。ただ、液晶の背景に水がしみ込んだような跡があります。液晶の裏にある、白いシートの反射板?が汚れているようです。これが「液晶不良」か。
 少し想定と違いましたが、JD-KS11の液晶部を分解した経験から、この部分は電源が入らないJD-KS11の液晶から移植して直りそう。
 JD-KS17、JD-KS25も試してみる。…なんと、2台とも正常に表示がでます。異常なし。「液晶不良」と「文字の表示されません」はどういうことなんだろう?例の異方導電性接着剤が剥がれ気味でいずれは症状がでるんでしょうか。なんにせよ、とりあえず充電器があれば、この2機も使えます。

・JD-KS11 3号機の修理とJD-KS21の修理
 早速JD-KS11を分解、スピーカーと液晶モジュールを摘出。スピーカーを3号機に移植しました。液晶モジュールを分解し、白いシートとLEDの反射プレートを取り出しました。
 続いてJD-KS21を分解して液晶モジュールを取り出し、さらに分解。…JD-KS11と全く同じ造りだと思っていましたが、少し造りが違います。カナ表示から漢字表示になっているのでフレキのピッチが細かいことは想像していましたが、LEDの反射プレートが違います。そして、JS-KS11にはない、基盤と一体化する白いシートシールのような部品が追加されていました。
 この白いシートシールと、もう一つの白いシート、LED反射プレート、液晶モジュールになにかベトベトした液体のようなものが付いていて、これが液晶の汚れとして見えていたようです。ゴムの加水分解か、油のようなものをこぼしてしみ込んだもののようです。
 なるべくふき取り、液晶モジュール、白いシートとシートシールは復旧できましたが、LED反射プレートは綺麗な状態になりません。この部品はあきらめるしかなさそう。ものが違うのは明白ですが、JD-KS11のプレートでも使えそうな印象。JD-KS11のプレートを入れて組み上げました。
 結果、JD-KS21の液晶も綺麗になりました!。JD-KS11 3号機も他のJD-KS11と同様のボリュームで聞こえるようになり、ばっちりです!

・今更の2.4GHz子機体制
 なんだかんだで結構お金がかかってしまいましたが、UX-D56+子機4台(JD-KS11×3、JD-KS21×1)の体制が整いました。
・CFS2が動かなくなっていた…
 さて、先般、CFS1とCFS2を久しぶりにインストール、CFS1のジョイスティックの不具合を何とか解消し、楽しんでいたわけですが、CFS1のキャンペーンがひと段落したので、CFS2に移ろうとしたところ…「Combat Flight Simulatorは動作を停止しました」…なに?いつの間に動かなくなったんだ?

・原因調査
 なぜか、CFS2が動かなくなっていました。当初インストールしてから、この間までに、環境の関連でこのPCにしたことで思い当たるのは、CDドライブに専用ドライバでアクセスするゲームのインストールと、ForceFeedBack2のコネクタの接触不良。
 USBのコネクタが接触不良になると、たまにへんなドライバがインストールされることがあるので、それのせいで動かないか、またはCDに関する専用ドライバの関係でディスクをチェックできないかのどちらかではないか、と推測しました。
 レジストリを確認してみたり、専用ドライバのアンインストールを試みてみたものの、状況は改善せず。
 仕方ないのでWindows7を再インストールすることにしました。再インストール後、Windows Updateを完全に終了してからCFS2をインストール。ほぼクリーン状態です。
 しかし…。やはりCFS2は動作せず。むむ?ということは、原因はWindows Update?つまり、更新プログラムのいずれか?

・原因の更新プログラムはどれなのか
 今度は、Windows7SP1をインストール後、すぐにCFS2をインストール。うむ、動作良好。ここから、少しずつ更新プログラムを入れていき、問題の更新プログラムを特定してみました。

・原因は、KB3086255
 コンバットフライトシミュレーター2(CFS2)を動かなくした更新プログラムは、KB3086255であることがわかりました。詳細内容を確認すると、「secdrv.sysの脆弱性のため、このサービスを停止する。古いゲームに影響する可能性がある」とのこと。ここでいう古いゲームにCFS2が含まれているということのようです。
 この更新プログラムがインストールされていると、CFS2が動作しなくなります。
 さしあたり、インストールしないことにしますが、先ほどの詳細内容によると、ゲームするときのみ、記載のコマンドでこのサービスを手動で開始、終了後に停止することでインストールしたままでもいけそうな気配。
 インストールしないことで障害が生じるようになったらやってみようと思います。
・コンバットフライトシミュレーター
 子育てが始まって以降、満足にプレイしていませんが、レシプロ機のフライトシミュレーターが好きで、いまだにコンバットフライトシミュレーター(CFS1)やコンバットフライトシミュレーター2(CFS2)をたまにやったりしています。
 Windows7にOSを変更して以降、インストールしていませんでしたが、昨日、CFS1をインストールしてみました。

・環境
WIndows7 Pro 64bit
SideWinder Force Feedback2
WindowsXPでインストール済みだったフォルダに上書きインストール
 
・設定が使えない…
 ためしにクイックコンバット。おおっ!ジョイスティック含め、基本的に動くではないですか。「良好、良好…」と思いながら、「設定」を押すと、「ジョイスティックが○○○に変更されたのでキー割り当てを変更しますか」の旨のメッセージがでます。しかし、「○○○」の部分がおかしな文字になっており、不具合がでている模様。一度「設定」を閉じて再度「設定」を押すと、「○○○」が「×××」になったりと明らかに異常。
 そして、変更を「はい」にしても「いいえ」にしても必ずメッセージでて、実際の書き換えは行われていない模様。これは、ジョイスティックの名前が読めていないのではないか?

・再インストールをしたらジョイスティックが全く動かなくなった…
 これは上書きインストールしたせい?と思い、一度フォルダを削除した後、CFS1を再インストールしてみました。
 「設定」の状況は変わらず。しかし、こんどはクイックコンバットでジョイスティックが全く効かなくなってしまいました。
 ネット情報を調べてみると、「CFS1はWindows7にインストールすると、ジョイスティックは動作しない」とのこと。今の私とまったく同じ状況ですが、再インストール前はジョイスティックが使えていたのだから、使う方法はありそう?

・問題はCombatFS.CFGらしい
 さて、運よく私にはもう一つ別のフォルダに、CFSが残っていました。そちらにあるCombatFS.exeを実行してみると、ジョイスティックが使えます!
 ということは、ジョイスティック名が正しく認識できず、設定の書き込みができないせいではないか?双方のCombatFS.CFGを見比べてみると、ジョイスティックが動かないほうのCombatFS.CFGは、[Controls]セクション付近にある、ジョイスティック名が異常です。動くほうのものには、「…forceFeedback2」の文字列が。
 ふむ。このあたりが原因か。

・CombatFS.CFGを差し替えると動く!
 正しく動くCombatFS.CFGを異常なフォルダのCombatFS.CFGと差し替えると、ジョイスティックが使えるようになりました。「設定」がちゃんと使えないのが少し気持ち悪いですが、操作はできるようになったのでとりあえず一段落。

・CombatFS.EXEのパッチ情報発見!
 とりあえず操作できるようになりましたが、できれば「設定」も正常にしたい…。なんとなく「Windows7 CFS JOYSTICK」あたりで検索していると、英語のページを発見!「Windows 7 and CFS1 joystick problem」というような内容で、原因、対策を丁寧に記載されているようです。
 どうやら、Windows7(というより64bitのOS?)では、ジョイスティックの情報が、HKEY_LOCAL_MACHINEからHKEY_CURRENT_USERに移された関係で、CFS1はジョイスティックの情報を発見できなくなり、上記の障害が起こるようです。 対策としては、CombatFS.EXEのレジストリ参照情報を2箇所ほど6802000080(16進)から、6801000080に書き換える(CombatFS.EXEにパッチを当てる)、ということのようです(バイナリエディタで検索すると、3箇所6802000080が見つかるが、最初のものは書き換えない(参照情報ではないと思われます))。

・ジョイスティックが動く!
 早速CombatFS.EXEをバックアップ後にバイナリエディタで開き、パッチを当てて上書き保存。実行してみると、ばっちりです。「設定」もちゃんと動くようになりました。ありがたや、ありがたや。さて、今度こそCFSをクリアしようっと(^^;(何年越し?)
 パッチ情報を回答してくださった方、感謝いたします。

・修正内容(2016/1/13追記)

 バイナリエディタでCombatFS.EXEを開き、6802000080(16進)を検索すると、私の場合、アドレス(ファイル先頭から)0x1141、0xC60F、0xC6BDに0x6802000080が発見されました。0x1141のものは書き換えないそうなので、0xC610の0x02を0x01に、0xC6BEの0x02を0x01に書き換えました。画像は、そのうちの0xC610です。
さてさて…。日頃、子育ての間に、カメラをいじったり、遺跡を調査したりと趣味を謳歌している感のある私ですが、数ヶ月前、少しばかり違った日々がありました。
 それは、タイトルのとおり、骨髄移植ドナーを体験してきたことです。
 原則、骨髄移植について、実施した病院、時期が特定されるような記事は禁止ということで、しばらく間をあけてみました。
 ブログへの記載も正直迷ったりしてるうちに、忘れ始めていたのですが、先日、関係団体の方から、体験記の依頼を受けました。
 さっそく原稿を書いたところ、「長すぎる!」といわれてしまい、用意した原稿の大半をカットしたのですが、せっかく書いた原稿なので、ここに掲出することにします。

・骨髄バンクからの手紙
 骨髄バンクにドナー登録をして、1年ほど経ったある日、見慣れない封筒が家に届いていました。ドナー候補に選ばれたという通知、これから普段の日常と少し変わった経験が始まりました。
 多くの方は、おそらくこの通知を見たとき、非常に前向きに考えると思います。私も、内容を理解したときから、「やるしかない」、気持ちは半分以上決まっていたように思います。

・しかし、一抹の不安も…
 しかしながら、独身時代なら問題はありませんが、いちおう今はまだ小さい子どもたちの父親となっています。家族、特に妻が大反対したら、それを理由にやめておこう、こんな気持ちも確かにありました。

・家族の反応
 まずはじめに妻に話したところ、賛成ではないものの、とりあえず話を聞いてみようということになり、骨髄バンクへドナーを受けるという返事をすることとなりました。
 このときは、最終的に、反対されてできないかもしれないし、予備検査の段階で、外れることも多いらしい、きっと自分もそうなる、だから今は深く考える必要はない、そんな風にも思ってました。

・最終候補者へ
 しかし、段階は順調に進み、最終的に候補者に選ばれる段になってしまいました。ここでようやく、私自身として本格的に意思決定をしなければ、という気持ちになってきました。
 骨髄バンクからもらった「ドナーのためのハンドブック」を何度も読み返したり、リスクについてインターネットで検索したり…。
 やはりもっとも気になるのは、どの程度ドナーの事故が起こっているのか、このことです。
 先のハンドブックもこの部分に多くのページを割き、なるべく多くの情報を正確に伝えようとしていることが読み取れます。死亡事故は皆無ではなく、何件か起こっています。ただし、骨髄バンクが関与した骨髄移植については、死亡事故は発生していないとのこと。骨髄移植は、日本で1万8千件以上実施されています。
 非常に移植実施件数に対して圧倒的に低い事故件数。統計学的には有意な意味をなさないほど小さな数字。客観的にみると、絶対大丈夫と思われました。しかし、次に起こるその1件でも、起きたら自分は死んでしまうかもしれない、こんなことを心配するもう一人の自分もいました。

・リスクの評価
 患者本人さんが否応なしに向き合っているリスクに比べれば、非常に小さなリスク。しかしこの小さなリスクに直面して、おおげさながら人の生と死、自分にできること、するべきことを考えて、気持ちは揺れました。この時は、何日も断続的にどうするべきか考え、こんなに悩むのはもういやだなぁ、もし移植が行われて無事任を果たせたら、ドナーの登録は抹消しよう、と思っていました。

・ついに最終同意
 最終同意の日。同行した家族は、妻と母親でした。母親には詳しい説明をせず、最終同意の場にきてもらったので、少し戸惑わせてしまったようです。私のコーディネーターAさん、第三者の同席者(この件に関わっていない別のコーディネーターの方)、医学的な面を説明してくださる医師から順に説明があり、意思表明の段となりました。臆病な自分がひそかに期待していた家族、特に妻の大反対はなく、すんなり同意ということとなり、最終的に自分の意思で決断する形になってしまいました。

・決断した理由
 私の場合、もう最初に気持ちは決まっていましたが、勢いで突っ込みすぎて失敗するタイプです。相手の患者さんのことはもちろんでしたが、やめるという選択肢もあるということ、いろいろな面を考慮するように努めました。
 悩んだ末、このときたどり着いていた骨髄移植を受ける理由は、「もし、やるなら早く、患者の方にとってなるべくよい状況で」、これも確かに大きい理由でしたが、最終的に踏み切った一番の理由、それは恥ずかしながら非常に個人的な理由で、幼い子供たちに「なにかあったらお父さんが助けるぞ」これを行動で示すこと、でした。

・入院
 入院の日。これが私にとって初めての入院だったので、一抹の不安の中、入院生活とはどんなものか、楽しみでもありました。夜、たまたま持ち込んで読んでいた本に、主要登場人物の子供さんが白血病で若くして亡くなる話が出てきました。偶然に驚き、その境遇に同情しつつ、自分がこのような方を救う一助になれるかもしれないことに、うれしい気持ちとともに、不安を感じました。
 きっと上手くいく、そう言いきかせながら寝床に入りました。

・手術
 入院2日目、手術の時があっという間にやってきました。術前から最も不安だった、全身麻酔。なるべく意識を保っていようと思っていましたが、麻酔の効果は素晴らしく、あっという間に意識を失ってしまいました。
 手術の間、夢を見ていたようです。おぼろげながらつらい夢ではなく、楽しい夢だったように思います。起こされた時、夢では歩いている場面だったのに、天井が見えてものすごく驚きました。そして、無事に終わったことがとにかくうれしかったです。

・術後の痛み
 病室に戻ると術前の説明通り、採取部の腰などに痛みがありました。じっとしているとそれほどでもないものの、動くと痛い。そして排尿時の痛み。しかし、やるんじゃなかった、と思われるほどの痛みではなく、全身麻酔であっという間に意識を失ってしまい、手術のことをまったく知らない私にとって、骨髄提供を確かに行った、その実感を感じさせてくれる唯一といってもいい負担でした。そのため私はこの痛みに耐えることをどこか喜んで受け入れていました。痛みは、入院の間にもどんどん和らいでいきました。

・患者の方
 私の骨髄提供を受ける患者さんは、はるか遠くに居住する同年代の男性だそうです。家族はいるのだろうか、父親なのだろうか。もし、そうなら奥さんや子供さんは心配しているだろうな。顔も見たことはありませんが、自分自身の身に置き換えて考えているうちに、私は戦友のように思っていました。手術が終わり無事採取された骨髄液が患者さんに渡ったと聞いたとき、「私の方はうまくいったよ、そちらもがんばって!」、そんな気持ちでした。

・私にとってのドナー経験
 月日が経って骨髄提供を実感させてくれていた痛みも全くなくなってしまった今、骨髄提供が幻のようにも感じてしまいます。しかし、入院に際して、わずかなリスクを契機に、人の生死、自分のすべきこと、できることを考えた時間は自分にとって非常に貴重な時間であり骨髄提供を通して大変よい経験をさせてもらえたと思っています。骨髄移植に対する考えも移植前と全く変わり、ドナー登録は、もちろんそのまま継続することにしました。
 コーディネーターさんによれば、2度骨髄提供をしているドナーは、1割ほどもいるといいます。1回でもドナーに選ばれる確率を考慮すると、かなり高い確率であると思えます。もしかすると、一致しやすい型というのがあるのかもしれない。となると、私にも2回目のチャンスが来るのではないか。そんな淡い期待をもつようになってしまいました。いざ2回目が来たら、もう一度この提供ができるようにする、これが今の私にとって健康管理の最大の目標です。 

・これからドナーになるかどうか決める方がいたら…
 骨髄移植については、患者さんの治療へ有効かどうか、この点が最も重要であって、ドナーの意向がどうこう、ということはあくまで付随的なものであると思います。この点を踏まえた上で、もし私が、これから意向を決めようというドナー候補の方から相談を受けたら…。「患者さんへ与えるだけでなく、ドナーとしても得るものがあります」、このことを伝えたいと思います。
 
 最後に、患者さんの病状が好転し、幸せな時を送っていらっしゃることを心から願っています。
 また、この骨髄移植にあたり、私を支えてくださった親愛なるコーディネーター、Aさんに心から感謝いたします。
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